あかんたれブルース

継続はチカラかな

恋愛は罪であり、罰則が用意されてると。

こちら九州は朝から凄い雨と風です。
傘が役にたたない。
熊本の被災地のことを思うと心配です。

透析後にまっすぐタクシーで帰宅。
ありあわせのもので昼食をと
真田丸の再放送でも観たろかとテレビを着けたら
(今日は火曜日じゃんかとこの記事を書いてる途中で気づく爺)
ドラマ10『コントレール/罪と恋』の再放送をやってた。
しかも未観の第一回。

このドラマのことは先週も記事にしました。
なぜかとても切なく、爺の胸をしくしくしめつけると。
第一回もまた第一回にもかかわらずわたすの琴線は難破座礁
なんでだろう

ヒロインの石田ゆり子が良い。
好みだ。というのもあるのでしょうが
この作品には全体に流れるムードがあるんだよね。
大人の男と女の切ないラブストーリー
互いに深い傷を負っている。
それは品川で起きた無差別殺人事件と重なっている
のですが、そのことはお互いにまだ知りません。

さびしいもの同士が偶然なのか必然なのか
運命のいたずらでめぐりあい、愛し合う。
燃え上がります。化学反応を起こしてスパークするみたいに。

未亡人となったヒロインには
夫が殺害されたときに身篭っていた幼い子供がいる。
生活のために切り盛りするカレー屋に偶然現れた男は
その事件の弁護士で
それが故のショックで言葉を失い
現在は品川で運送会社のドライバーをしている。
お互いその事件とのつながりは知らない。先週までは。

さびしさという同質の匂いが
二人を引き寄せたのでしょうか

タイトルのコントレールは飛行機雲
罪と恋は『罪と罰』からきてるのでしょう。
恋は罪深く償いの罰が用意されているもの?
心当たりがないわけではないのですが
この二人の純愛の行方を気にしてやまない
すっかりサポーターとしてはスリリングなタイトルです。

ドラマは中年の甘いラブストーリーではなく、
こういった設定が敷かれていりので、重いのだ。
だから民放ではあまり通らないかもね。

石田ゆり子演ずる44歳のシングルマザーが
セカンドラブに直面した不安と戸惑いと期待の
ドキドキのきめきが実によく
恋愛依存症とか感じさせる隙がないのです。
母子家庭、子育てと姑との関係、いろいろあるわけだ。
オンナのほうが年上だとか

なんだろう
お膳立てが揃っていな状況
その障害が切なさの臭いのもとなのか?
話せないという障害さえも1ガロンの油のようです。

満たされたハイソな男女にはなかなか醸し出せないかも。
というとブウブウいうかもしれませんが
このヒロインを神田うのが演じたら、大変でしょうかね(@_@)

色気っていうものは
陶器の傷のようなもので
それが味わいをだしているようなものでしょうか。
ま、あくまでもわたしの好みだけかもしれない。

NHKにしては濃厚なベッドシーンもあり
大人の純愛サスペンスのようで
毎週金曜日が楽しみ。オススメ
エンディング曲もいいです。