あかんたれブルース

継続はチカラかな

第四次産業革命とオカルトサイエンス

死後の世界と科学の進化(2)

明治維新というものを考えると
これ即ち日本の近代化の始まりだった
に尽きるわけです。
近代化とは、18世紀中頃からの産業革命が発端だ。

で、この産業革命には第一次第二次ときて
現在第三次産業革命にあたるそうな。

第一次はご存知ワットの蒸気機関車
石炭による加熱燃焼からの圧力。
第二次は19世紀末の石油と電気
そして第三次が20世紀末あたりからのIT革命
となるようです。こう書くとすっきりきますわね。

と同時に産業革命と近代化の歴史には
戦争の性質、規模さえも豹変させる威力があった。
歴史的にみて、近代化戦争序幕は
日本がロシアと戦った日露戦争だ。
この時の日露双方の死者が約16万人。
日本は勝ったけど11万5千人も死んでいる。
この数字はそれまでの戦争の概念を覆すもので
日本とロシアが死闘を繰りひろげた南満州
各国の観戦武官たちの恰好の見学見本市でした。
それまでの戦争と比較して
その殺傷力が飛躍的に拡大したのには
近代化(近代戦争)という
環境条件が必然的に影響しているからです。
旅順要塞と脚気のせいだけじゃないのだ。

それを他国の痴話喧嘩と傍観してた西洋人たち
でしたが、そのわずか10年後に
第一次世界大戦でその猛威をモロに実体験する。
この時の双方の戦死者は約1000万人。
これは世界大戦というスケールもさることながら
(第二次)産業革命による火力・兵器の進歩
というのがあり、石原莞爾曰くの
局地決戦から消耗戦に転じたという学説もある。
教科書で習った記憶あるでしょう
タンク(戦車)や飛行機の登場とか毒ガスとか
また戦闘員だけでなく一般市民も巻き添えをくった。
そして次なる第二次世界大戦では、
関係国合計で約8000万の人命が亡くなっている。
その決定版が広島長崎に投下された原爆で
核兵器」の洗礼を受けたのも日本が実験場に
なったわけです。皮肉だねえ

20世紀という時代は
第二次産業革命によって
こういう人的厄災を体験することで
人類の歴史を刻んだわけです。

だから、戦争はダメなのです。
そりゃそうだ。その通り、それが正論。
でもさ、それで通れば苦労はしない。
それとは別次元で歴史というものを考えてみる。
考えたんだよ。そのヒントのひとつに
この産業革命というくせ者が潜んでいる。

でね、第一次から第二次産業革命までの期間が
おおよそ150年として、
第二次から第三次産業革命が100年弱点
とすれば、
加速度的に時間短縮しているとすれば
次なる第四次産業革命って奴の到来は
今世紀中の半ばあたりか
もっとはやまるかもしれない。

で、この第四次産業革命ってなんだろう。

なんだと思う?
人工知能とか超電導、プラズマとか
家電製品の新商品じゃなくてもっと大きな
産業が生活環境がひっくり返るような何かだ。

とそこで、考えたのですが
もしかしたらそっちの発展進歩
技術革新の方向じゃないんじゃないのではないかと。
といってわたしはタダのオッサンなので
具体的にコレだなんていえるものはない。
あったら黙って特許庁に走るよ。

そっちの方向じゃないって思うのは
産業革命には必ず戦争という付属品がついてくる。
このバイバイゲームもしくは鰻登りの消耗戦を
繰り返す必然性の費用対効果を見出だせない。
一応学習能力もあるわけだし
先進国は金持ち喧嘩せずですよ。北朝鮮は別として
まあ中国あたりも怪しいけれど。
あったとしても消耗戦ではなく決戦か
実体のない局地戦のテロとの戦いなのでしょかねえ

陰謀説の人工調整というのもあるけれど
地球規模の自然災害とか原発事故は別として
第二次大戦規模の戦争がこの第三次産業革命下で
起きるだろうか。
湾岸戦争イラク戦争を照らし合わせてみる)
そう考えたときに、来るべき第四次産業革命は
そういった科学技術の発展という
工業的近代化の発展ではなく
もっとアナログ的なハードではなく
ソフト的な精神的なもので、
私たちの価値観を意識を
根底から覆すものでなければならないと
必然と思うわけだ。

たとえは、それを仮に人工知能としてみても
そうなった場合、人間自体は仕事を失ってしまう。
少子高齢化どころじゃない。
えっ、そん時はそん時で何か仕事が生まれる?
だろうけれど今以上の産業の空洞化はさけられない。
これだけでも根本から変わるよね。
それと人工知能云々は第三次産業革命の
延長線のものだ。
(IT革命のなかに3Dプリンター同様入ってると考える)
だってもう実用化されてるもんなあ

第四次産業革命とはその先だよね。

ま、でなければ
クリントンが大統領になったあかつきに
公表するという宇宙人の存在情報開示ですかね。
映画『インデペンデンスデー』のように
ならないことを祈ります。

つづく