あかんたれブルース

継続はチカラかな

ブラジルで銀相場暴落


よくオリンピックのメダル至上主義を云々される。
ごもっとも、ではあるけれど
それでもみんな一喜一憂して熱狂してるわけだ。
銅より銀よりなんてったて金だと。
でもさあ、各競技によってメダルの価値が違うよね。
本音と建前を超えて、それを痛感させられた。
そこにオリンピックの価値があるんでしょう。

レスリング絶対女王
霊長類最強と謡われた吉田沙保里が負けて
号泣だった。
恨めしさ悔しさも当然あるだろう。
けれども彼女が発した「ごめんなさい」には
申し訳なさがありありとうかがえた。

これまで常勝吉田選手には
これっぽっちも関心がなかったのに
泣きじゃくり搾り出されたごめんなさいには
こっちも目頭を熱くした。皮肉だね
予選落ちの選手ごめんなさい。

今回のリオオリンピック
前半の水泳の女子選手が期待に応えられず
不甲斐ない成績に泣く場面から同情しっぱなしだ。
勝利して感動の嬉しい涙とはまた違った意味で
感情移入してしまう。

女の涙に弱いのだ。

勝って当たり前の吉田には
期待に対するプレッシャーもあっただろうし
亡き父が残した「引き際の難しいさ」という言葉も
何度も過ぎっていたはずだ。

若者にとって
アスリートにとって
四年は長い。
福山流に歌えば
1461日 人知れず積み重ねたものが
あふれ出してしまうから

あふれだす・・・それがあの闘志と
涙、なんだろうねえ

吉田沙保里は銀だったけれど
それ以外の伊調、登坂、土性、井川の四選手すべてが
金メダルを獲得した。
吉田の四連覇よりもわたしゃこっちのほうが
快挙だと思う。奇跡だよ。

吉田沙保里リオ五輪女子レスリングの主将でもある。
だからこそ、金をというのもあるけれど
吉田がいたからこそ、四つの金メダルは獲れたのでは
ないかとマジに思ってしまう。

そう思わせたのは女子卓球のキャプテン
福原愛の姿だった。だろう。


しかし日本人ってよく泣くなあ(ノ∀`)アチャー