あかんたれブルース

継続はチカラかな

軍師二人


サチコの縁談(3)

今日で八月も終わりかあ
はやいね。
ここ最近、鹿児島は涼しくて
エアコンもオフにしてます。

あれからタクマンと謀議を重ね
昨日は叔母を口説いて見合い話を
叔母から奨めてもらうの計までやった。
その報告をかねまたぞろタクマンとお茶してたのですが
そこで例の鬼瓦鹿之助が病的にシャイな薩摩隼人だと
いう壁にぶつかって、きっとコチンコチンになっちゃう
と今孔明タクマンがぼやくわけだ。
で今仲達ウマタロは新たな一手を捻り出した。

サチコが帰ってくるまでに
鬼瓦鹿之助を我が家に出入りさせて
母親とも顔見知りにして親戚付き合いをさせたらどうか
もう顔パスでコンチワーとやってくる。
「あら、鹿ちゃんいらっしゃい。茶を飲んで行きゃい」
てな具合に

で、兄ちゃん、あれ誰?

とくるから、
あれは鹿ちゃんといって友達の友達
最近いろいろ世話になってるんだ
ほら、ここもあそこも鹿ちゃんが修理してくれたんだ。
で、その間、母と鹿之助が親しげに談笑してる。
後は想像つくでしょ。

馬太郎「これでどうじゃろかい」
タクマ「そいが良が」と膝を叩く。ぽーん

そんなわけで腰も頭もノリも軽い私達は
鹿之助に因果を含めるため今宵8時から飲み会です。

これでどうじゃろかい。


タイトルは司馬遼の短編から
幸村と後藤又兵衛のことぞなもし