あかんたれブルース

継続はチカラかな

台風接近


台風だよおぅ
進路図をみるとどう足掻いても直撃は免れない。
かつて台風銀座といわれた我が地元は
町自体が台風仕様で強く要塞化されてて(ほんまかいな)
地形的に河川の氾濫や土砂崩れはほとんどありません。
(これホント)
ただ、昨年の台風はかなりの強風で
それによる被害はけっこうあったようです。
あのとき、8月の後半ぐらいかな
母が心不全で倒れ救急車で搬送されて入院中
サチコはこの自宅で一人
台風の夜、心細かったそうです。
「恐かった」と。

そうとう激しかったみたいです。


台風襲来というとなぜか胸が高鳴るこの衝動
どこかで興奮してる自分がいる。
今年は台風が多く各地に大きな被害をもたらした
ことを思うと不謹慎きわまりないのですが
あの非日常的でデンジャラスなサバイバル感が
なんともいえないのです。

幼い頃の記憶もあるんでしょうね。
台風になると停電になってロウソクを燈す。
その明かりの下で冷や飯と、缶詰が食える。
台風のときはなぜか缶詰を買ってくれた。
普段食えないものが食えるから
子供にとってはクリスマスか誕生日みたい。
そんなときわたしは必ずクジラの缶詰でした。
なんか今は高価だよねえ
昨日スーパーで手にして、ちょっとなあと躊躇
結局、サンマの缶詰にした。
蒲焼きのほうじゃなく丸い缶詰のほうね。

台風になると小学校も半ドン
帰宅すると我々は地元の赤灯台に向かうものでした。
上陸は今夜夜半ですが風も強く海も荒れている。
その高波が灯台への通路となっている長い
コンクリートの堤防をのみ込んでいるのだ。
その間隙をぬってすばやくタイミングを合わせて
灯台にタッチしてくるという肝試しが流行っていた。
果敢に挑戦する上級生たちを羨望の眼差しで
手に汗握り見守っていたものです。
途中までは行けるんですけどね
そこから先が無謀というか小学生には恐い。

今だったら大問題ですよねΣ( ̄ロ ̄lll)

あれでよく死人がでなかったもんだ。



お昼を過ぎて、
スコールのような強い雨が降ってきました。
風は大したことはないけど

そろそろ
缶詰あけようかなあ
早いかなあ
二つあるから、まいっか。