あかんたれブルース

継続はチカラかな

長谷川豊の舌禍事件も賭けにする


案の定、長谷川豊の舌禍事件は
すべてのレギュラー番組を降板というオチで
収束しました。
それでもまだくすぶってはいるようですが。

炎上商法とかブログジャンキーとか批評されているなかで
もうひとつ
標準語の落とし穴というのをあげておきたい。

まだ方言が残る地方出身者であれば
東京圏での日本の公用語「標準語」が語彙が少ない
という指摘は理解できると思う。
楽っていえば楽ですが
恐いといえばこんな恐いことはない。
特に関西圏は対抗する独自の文化と言語があるので
言葉の重い東京人を小馬鹿にしますが
そこにはそれなりの環境的な理由があるわけで
そのひとつが標準語の語彙が少ないというものだと。
その罠に一番引っ掛かりやすいのが
関西人だともいえる。

東京に出た関西人でそのまま関西弁を通す人もいます。
こういうことは九州とか東北では許されない。
また、それが許されるところが関西人の強みであり
落とし穴にはまりやすい危ないところなんでしょう。

なんで関西人の一部は東京でも関西弁を通すのか?
通せる文化と誇りがあるのでしょうが
要は標準語が表現するうえでまだるっこしいのだ。
それほど関西弁は(標準語に比較して)
語彙が豊富でコミュニケーションしやすい。

長谷川豊は奈良出身の関西人です。
立命館から1999年にフジテレビに入社。
アナウンサーですから当然標準語に矯正したことでしょう。
しかし、彼の頭の中の思考は関西のママで
それが外に出るとき標準語アプリで置き換えられた。だけ
それですむと思ったところが
長谷川豊の迂闊で薄っぺらいところ。
標準語の恐さにノーマークだった。

なーんだ簡単ジャンと得意満面だったと思う。
そりゃねえ、標準語(東京弁)→関西弁より
関西弁→標準語(東京弁)のほうがはるかに簡単だ。

また、毒舌=本音→フレンドリー
というトレンドもあったかと思う。

今回の大炎上以前の様々な彼の問題発言には
直訳「ナマ」の生臭さがプンプンだった。
抜き身の言葉のナイフとでもいうのでしょうかね。
長谷川豊がここですこし、もしこれを関西弁で発したら
と考えてみる機会があればよかったのですが
そこは長谷川の長谷川豊たるところです。

いまさらこんなことを言っても仕方ないのですが
フリーになったときに関西弁にすれば少しは・・・
ま、性格ですからね
かわんないかな。

というわけで
第一回虎の尾逆鱗フェニックス特別

(1)野々村竜太郎

(2)舛添要一

(3)鳥越俊太郎

(4)長谷川豊


四頭立てで不成立となりました。
というか鳥越さんがすでに復帰してるというクレームもあり、
辻元清美蓮舫の出走を心待ちにしてまた来週!