あかんたれブルース

継続はチカラかな

トランプが観た映画


途中まででしたが
『モンスターズ/地球外生命体』(2010年)
つーのを観まして、まあB級映画なんですけどね。
地球外生命体が中南米に現れ棲息し暴れてる。
アメリカはメキシコ国境に巨大な壁を造って、云々。

ははあ、ドナルド・トランプはこれを観たんだな(笑)

米国人の外的からの侵入に対するプレッシャーは
病的にかなり強いそうです。
この作品の地球外生命体とは、
移民難民を象徴させるものというのはうがった見方でもなく
たとえば、スピルバーグ製作の『グレムリン』は
米国進出する日本人とかヒスパニック系移民を
重ねているといわれたものでした。
確かに『E.T.』も日本人じゃなかったかな?

結局、一度もモンスターをみることなく
チャンネルは『砂の城』に替えられた(汗)。
ま、別にいいけど

気を取り直して、
ここ最近のスピルバーグ最高傑作の呼び声高い
ブリッジ・オブ・スパイ』(2015年)
東西冷戦の緊張がもっとも高まっていた頃の
実話が原作。
拘束したソ連のスパイの弁護を任された弁護士を
トム・ハンクスが演じております。

敵国のスパイをなぜ弁護しなければならないのか?
(本人の意識ではなく上から命令で)
しかも有罪は確定でほぼ死刑の被告人。

多民族国家であるアメリカ合衆国という国を
束ねるためには、
「力」が必要であることは理解できますが
それ以上に「法」というものがいかに重要であるか。
前半の流れからしみじみ痛感させられた。

が、筋立てが予測できたのと
夕飯のおでんに付けた御銚子一本が効いてきて・・・
気がつけばエンディングのクレジットが上から下へ

最後まで観れない


映画『グレムリン』から
「責任のない社会は希望のない社会。
 責任とは大事が起きるのを見越して賢明な行いをすること。
 事が起きた後でそうするのは経験であり反省だ」