あかんたれブルース

継続はチカラかな

サチコの献身

今週月曜日からサチコが実家に帰っていますが
ニュース報道のように南九州は大豪雨。
本当は昨日戻るはずでしたが
河川氾濫や土砂崩れで道路は通行止めで
身動きとれない。
結局週明け火曜まで延期することになった。
隔週での母親サポートも大変です。
肉体的にも精神的にも経済的にも。
それでも我が妹ながら偉いものだと思う。
オムツと洗剤の消費量がハンパないとのこと。
我が親じゃないとできない
というか我が親でもできない人もいる。
かくいう私も母親のシモの世話はできない。

サチコと私は6つ違いです。
今年54だけど結局嫁にはいかなかった。
なんか両親に翻弄された人生だ。
以前から母親は老後をサチコに託していた。
サチコの結婚は二の次三の次。
身勝手な母親です。

それ以前にサチコが結婚をそう望んでなかった。
サチコには男性恐怖症みたいなものがあり
恋愛にはなかなか発展しない。
お気楽な独身生活にどっぷりでした。

サチコの男性恐怖症は
父親のせいです。
男親の恫喝に怯えて育ったせいでしょう。
酷な話です。
父親は13年前に他界しましたが
それでも最期まで父親を見舞っていた。
もっとしてあげればと後悔さえしている。
からしてあまり頭のよい妹ではないけれど
心根の優しい人間だと思う。

家族は愛憎の絆で繋がっている。

我儘な母親ももう長くはないでしょう。
そのときそれからサチコはどう生きていくものか

親ってものの罪深さを思うわけだ。