あかんたれブルース

継続はチカラかな

ゴールデンカムイに泣かされる

今年の正月に帰省したとき
CSで一挙公開していた
ゴールデンカムイ』を途中から
二、三話観ました。
面白そうと興味をひいたのですが
なんせ途中からだったので
よくは理解できなかったのだった。

それから半年後
GYAOで一話から無料配信されてると知り
観たわけなんですが

ハマった。

「YG」連載のマンガが原作とのことでが
いや実によく出来てる。

美しいアイヌの少女アシㇼパと
日露戦争復員兵の不死身の杉元
この二人を軸にして織りなされる
ピカレスク大活劇ロマン群像劇なのだ!
ま、一言でいうと
グロとコミカル(汗)
この相反するミスマッチを縦横無尽に体現して
くれてるのが、我らが不死身の杉元なのである。
だいたいこういったピカレスク物のキャラは
マカロニマカロニしてて
クールかシルビアかニヒルロンサンと
相場が決まってる。
ルパン三世ぐらいですが
ルパンもルパンで道化を演じて隠してる。
対して、杉元はまったく自然体なのです。
そして、優しい。けれど途轍もなく、強い。
新しいニューヒーローだね。
未読未観の方は一読一観の価値あり!

でさ、このアニメのオープニングが実に良い。
普通早回しで飛ばしてしまんですが
楽曲もカッコいいし
それにあわせたイメージ映像が抜群なのだ。
この短い尺のなかでこの壮大なドラマの魅力を
遺憾無く集約させている。
アシㇼパさんと杉元の信頼と友情(愛情?)
ワクワクさせられる。踊りたくなる(笑)。
その回を視聴しても
このオープニングを再度再生して胸を熱くしている僕。

あれ、なぜなんだろう?
涙が出てくるよ。
どうしちゃったんだよ。



そうか
俺はヒーローになりたかったんだ・・・
不死身の杉元のように

満身創痍の馬太郎は
ヒーローになれなれなかった。
悔しいやら情けないやら
せつなくて涙が出てしまうのだった。