あかんたれブルース

継続はチカラかな

細木数子で大儲け!オプションで買いヨ?

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 「はっきり言うわよ!」と細木数子のカリスマが爆発しています。
 九星術がベースなのかと思っていました。が、最近バラエティーショーを拝見すると
 20年の大殺界とかいうとこをみると、十干十二支陰陽学がベースのようです。
 四柱推命や算命術のアレンジ版なのですかね。
 大殺界=空亡(四柱推命)=天中殺(算命術)

 細木先生の本は某出版社では年間200万部だとか。
 まあ、半分返品されても100万部。大したものです。
 日露戦争の当時、十七歳の数子ちゃんを旅順に連れて行けば
 「はっきり言うワヨ!東北正面からだと、あなた死ぬワヨ(怒)。
  旅順を落としたかったら西から203高地からいくの、ワヨ!」
 てな具合に大変効率的かつ被害も少なくできたかも。

 占いの基は中国戦国時代の鬼谷子が元祖とされております。
 そして、日本の近代占術の元祖といえば高島嘉右衛門
 高島易断の看板はいまでもよく目にします。
 初詣の出店なので売っている暦ですよ。
 最近は100円ショップでも売ってます。

 この人はもともとは材木商人でしたが、金貨密売事件に連座しまして伝馬町の牢に送られます。
 その牢屋でお尻の下にゴツゴツしたモノを発見、なんと中国古典の『易経』だったことから
 彼の運命を変えてしまいます。なんたって暇にまかせてじっくり読み解きます。
 晴れて出獄したときは完璧に『易経』を咀嚼していたのです。

 さて、それからの嘉右衛門は「易」を使って大儲け。
 明治を代表する大実業家となります。
 日清・日露の戦役では伊藤博文の相談役として戦果をピタッ、ピタッと当てたとか。
 あのレーガン大統領も歴代の日本の総理たちも悩んだ時は占い師に頼るというのは有名な話。
 モルガンなどの財閥でさえも、占いを使って投資・投機に成功した話は後をたちません。

 今年の年末、細木先生が「ITは虚業よ!」と堀江氏の地獄落ちを予言したとか
 大騒動がヤフー掲示板でも起こりました。それが、見事大当たり!
 まさかその御信託で空売りして大儲けした人はいないでしょうが、いや、結構いたりして。
 相場と神秘の世界の謎は深まるばかりでございます。
 左上の『お金もうけセラピー』にある株価エネルギー指数のグラフ。
 西洋占星術の丸子あゆみさんが制作されたものです。
 今年の始めに出版されたものですが、見事に当たっていて怖いものがあります。

 明日の指針として「高島歴」消費税込みの105円、百円ショップに奔るのも一考かと。