あかんたれブルース

継続はチカラかな

『電波系』この世の謎の25%解決しそうな予感

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 凄惨な犯罪事件のあとで、
 加害者の「誰かが殺せと命令した」という発言が報道されるのをよく聞きます。

 精神を病む友人に「馬さん!あなたには聞こえないの!?」と真顔で諭されました。

 神のお告げを聞いたという聖人や成功者、そして、失敗者の話を聞いたことがあります。

 「狐憑き」などの体験談を聞いたことがあります。

 UFOやお化けやアトランティスや輪廻転生など、不思議な話は好きですが、
 私の不思議を解決してくれた本に『電波系』なるサブカル本があります。
 根本敬村崎百郎の共著で10年ほど前に太田出版か刊行されました。
 なんか、品性疑われそうで、ちょっとアレですが、面白い本ではあります。

 色々なネタが集約されてはいるのですが、「電波系」について、です。

 私たちの世界、社会、この空間に、
 ウヨウヨ漂っている「電波」があるそうなのです。
 なかには「よい電波」もありますが、大概は「どうでもよい電波」だそうです。
 「腹減ったーあ」とか「あ痛い!」「失恋しちゃんた。もう恋なんかしない」など
 生き霊みたいなもので毎日誰かしかが発信している垂れ流し電波のようです。

 で、「悪い電波」も当然あるわけです。
 どうもそれが取り憑いた場合に色々悪さをするというのが、この本の主旨。

 みんながみんなその電波をキャッチできるわけではありません。
 電波には周波数があって、そのサイクルが合わないとまったくキャッチできません。
 西村寿行の『犬笛』 ですね。違ったか
 普通は聞こえないはずなのに体調に変調が加わると聞こえてしまう場合も多いようです。
 弱った場合とか覚醒した場合とか酒に酔っぱらった場合でもあるでしょう。
 弱った場合とは病気などで体力を消耗しているときなど。これは精神的なことも
 含みます。

 神様の啓示とはこの手の電波ですが、だいたいが紛い物が多いそうです。
 崇高な啓示を受けるには受け手の側もそれなりの修行と資質が必要なのでしょう。

 漫画の笑うセールスマンは盛んに「あなたの心の隙間」を囁きます。
 どうもこの「隙間」に電波は入り込みやすいようです。
 この本で私のオカルトチックな疑問の25%が解決したように感じました。