♪
強がりはよせよと笑ってよ 移り気な性質よと答えたら
それならば唇かみしめて なぜ目をそらすかと問いつめて
いつからこんなふうになったのか 子供のようには戻れない
強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの
なまいきを言うなと笑ってよ 一人が好きなのと答えたら
そらならこの俺のの行くあてを どうして尋ねると問いつめて
いつからこんなふうになったのか やさしい女に戻れない
強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの
いつからこんなふうになったのか 子供のようには戻れない
強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの
強がりはよせよと笑われて 淋しいと答えて泣きたいの
♪
みゆき嬢が月夜の晩に綴ってしまった痛恨の詩です。
嘘と真実は常に表裏一体。
あまりにも切ない告白ですが、彼女のプライドがその綻びを隠します。
巧妙な知性がそれを覆います。
強かなお芝居はたったひとりの観客を魅了させ、喝采の中で幕を閉じる。
カーテンコールもアンコールもなく淡々と計画通りに完璧に終わる。
やっぱり、その相手は人違いだんたんじゃないか?