あかんたれブルース

継続はチカラかな

みゆき嬢のララバイ(7)曲がり屋みゆきが求めた自由と我が儘

右へ行きたければ 右へ行きゃいいじゃないの
あたしは左へ行く
山へ行きたければ 山へ行きゃいいじやないの
あたしは町へ行く
あたしはあたし おもちゃじゃない
どうしようと勝手
心はなれて はじめて気づく
あんたの わがままが ほしい

部屋を出て行くなら 明かり消して行ってよ 後ろ姿を見たくない
明かりつけたければ 自分でつけに行くわ むずかしい本でも 読むために
あんたはあんた おもちゃじゃない どうしようと勝手
心はなれて はじめて気づく あんたの わがままが ほしい

あたしはあたし おもちゃじゃない どうしようと勝手
心はなれて はじめて気づく あんたの わがままが ほしい


 鼻唄専門の馬さんですが、なかでもよくでるのがコレ。
 特に荒川や中川の土手あたりで自然と口ずさんでしまいますね。
 牧歌的というかなんといか、山本直純の「男はつらいよ」ですよ。

 拓郎の「知識」でしたっけ?作詞は岡本まさみ?忘れたなあ。
 「どこへ行こうと勝手だし、何をしようと自由なんだ」とかのニュアンスに似てますが
 実際の中身は違うようですね。
 「自由って結構しんどい」ことを既にみゆき嬢は達観していたか。
 考察力ではみゆきに軍配があがるな。なんたって「勝手にしやがれ」ですから
 と、そんなことを考えながら歩き続けた鼻歌まじりの30年。

 曲がり屋、みゆきの原点のようでもあります。
 「曲がり屋」というのは株式用語で反対投資を(主張・行動)するタイプを言います。
 だいたいが失敗するケースが多いというニュアンスもあるようです。