貧富の格差が広がっていると同時に、教育の格差も同じ傾向にあり、
その原因が経済的な格差だということです。教育にはお金がかかるというわけです。
学習塾や私立の学校に通わせることは経済的負担を強要される。というお話
うちの小学3年生の息子のクラス。32名くらいでしょうか?
この中で、宿題をやってこない子が10名ほどいるそうです。三分の一ですね。
私はこっちの事実のほうに驚き、教育の格差に危機感を募らせました。
最近小学校では「ゆとり教育」見直しの様相からか、宿題が多くなったようです。
といっても我々昭和30年代組に比べたら屁のようなものですが。
で、この宿題についてこれない子供たち。
一応、やろうとはしてはいるようですが、おっつかない。
高利貸しから金を借りているようなもので日に日に
やってくる子たちとの差が広がっていきます。
これは、その子供たちの「能力」の問題ではありません。
すべて、その子の「親」の責任です。
その親(母)が仕事を持っている場合が多いと指摘する方、だからしょうがないとする方、
関係ありません。
この傾向はどうも昭和40年代組の親たちに多いようですが、
どうも教育とか躾に対して私たち世代との格差があるようです。
彼らは私たちが見なかった何かを見て体現してしまったのでしょうか?
それが「スクールウォーズ」なのか「金八先生」なのか皆目見当がつきませんが、
「自由」とか「教育」とか「躾」とか「理解ある」とか「個性」とか、、、、
なにか根底でまったく違う認識があるようです。
もっとも、私自身がマイノリティーな種族なので、これは世代以前の話かもしれません。
端的に言うと、「おい、子供に媚びてどうするんだよ」であり
親が子供に対して「いい人間」であろうとする姿勢です。これは世間に対しても同じです。
そこくせ、教育や躾は塾と学校任せであり、所謂「責任拒否」といえるケース多々。
躾は10歳までに仕込んでおかないと後で厄介なことになります。
貧富の格差=教育の格差とマスコミは騒ぎ立てますが、
本質はそこにはありません。まず、親の気構えです。
小学校の宿題ぐらいひっぱたいてもやらせろ! 格差云々はそこから