あかんたれブルース

継続はチカラかな

みゆき嬢のララバイ(9)強烈なメッセージが夜会へ向かう

 みゆき嬢の前期と中期のブリッジにさせてください。
 彼女の創作活動の鉛筆の芯にあたる強烈なメッセージ。
 昨日、「ヨッシーへの伝言」を書き込んでいるときに思い出したのがこの曲。
 彼女はかなり核心を見つめています。みゆきはその核心に到達できたのか?
 見い出すことと、到達することには、僅かでも距離があります。
 挑戦的な歌声に「苛立ち」を感じてしまうのは私だけ?


黙っているのは 卑怯なことだと おしゃべり男の 声がする
命があるなら 闘うべきだと おびえた声がする

上着を着たまま 話をするのは 正気の沙汰では ないらしい
脱がせた上着を 拾って着るのは 賢いことらしい

一人になるのが 恐いなら
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を 裸足で 突っ走れ

裸足はいかがと すすめる奴らに限って グラスを 投げ捨てる
ささくれひとつも つくらぬ指なら 握手もどんなに 楽だろう

かかとを切り裂く 痛みを指さし 心の熱さと 人は呼ぶ
ここまでおいでと 手を振り手招き 背中へ ガラスを降り注ぐ

一人になるのが 恐いなら

裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を 裸足で 突っ走れ
裸足で 裸足で ガラスの荒れ地を 裸足で 突っ走れ


 言葉は慎重に、行動は大胆に
 ふーっ、まるで首先にナイフを突きつけられている感じだな。
 考えることと行動することには、さらなる距離がありそうです。
 私は凸凹泥濘としましたが、みゆき嬢はガラスの大地でした。厳しい