『まどマギ』劇場版前後編『叛逆の物語』を
2回づつ鑑賞したのに
この壮大で緻密なストーリーを
イマイチ理解できてないものです(^◇^;)。
(ある意味暁美ほむらが中心にかな)
転生輪廻と並行世界のなかで語られている。
YouTubeの動画解説によれば
この作品の世界観には
影響を与えました。
人間は生まれ変わり現世の行い、業により
来世のステージが異なるのだと。
つまり、その因果において、人間→人間
とはならない。人間から
→畜生 →虫ケラ →プランクトン もあり
こういった輪廻観をそのまま
対して
まどマギでは同人間の無限ループのようです。
現在からの無限ねずみ講ですね。
繰り返し繰り返し鹿目まどかを救おうとする。
これって輪廻転生というより
Magica Quartet
による
まどマギのコンセプト世界観には
ニーチェが深く関わっている。
古代宗教ゾロアスター教は二元論です。
善と悪、光と闇、神と悪魔。。。
まどマギの高揚は
愛するまどかを救うためにほむらが悪魔となり
神となったまどかと対決する
なのかな?という展開ですよね。萌えるわ
で、ここでほむらのまどかに対する愛に
執着と独占がある点から
それが、どんな純愛であっても
「煩悩」とされてしまうんですよね。
ここんところが
主人公で、神になった鹿目まどかに
まったく感情移入できないぶん
こんな馬鹿娘のために悪魔に貶められても
健気に一途にその愛で救おうとする
暁美ほむらにきゅんきゅんしてしまうのです。
まあ最新作『ワルプルギスの廻天』での展開
から暁美ほむらの安否を祈り願うだけですが
その希望のヒントに
ニーチェの「神は死んだ!」が
一筋の糸口になりそうです。