あかんたれブルース

継続はチカラかな

亡国の方舟

ニッポンの教育改革(2)


いぜん、就職難の状況が続いています。
特に新卒者のいわゆる就職氷河期は氷点下続落状態。

大学は出たけれど            

なんてタイトルの古い映画(小津作品)が
ありましたが、あれは昭和初期のお話

関東大震災から震災手形問題、昭和金融大恐慌世界恐慌
東北の凶作・・・構造不況そして226事件
日本は軍国主義に活路をもとめて迷走していきます。

あぶないのです。こういう状況が

景気対策財政再建少子高齢化などなど
現在日本は様々な問題を抱えています。
どこから手をつけていいのかわからない、なかで
わたしがまずここだ!
とめぼしをつけて、これこそニッポンの問題解決のツボだ
としたのは、意外や意外の教育改革でしただよ。

ニッポン列島を人体にたとえなるならば
この教育こそが経絡(けいらく)で、その12の流れを
改善させることで365という問題のツボを改善させる
んじゃないかと思い立ったら即行動の人ですから
昨年の暮れから奔走してました。

そのなかでもツボ中のツボ、百会(ひゃくえ)のツボ
これが大学入試制度改革なのだ。

まあ、それはぼちぼち話すとして
就職難の話。

結局、一流企業に人気が集中してるというのも問題なんだよね。

中小企業は嫌だ!っていう学生の気持ち。
なんか就活失敗からの自殺者が急増しているとか・・・
わたしなんか最初から一流企業なんて思ったこともなかったし
就活は失敗ばかりだったので
そんな最初の挫折でなにも死ななくても、と思う。
けれども、この最初の就職が今の若者には重要なんでしょう。

これで人生のすべてが決まる。

みたいな

しかしなんだな・・・そんな、考え・・・おかしくないか?

それ以前に、

良い大学から良い会社、そして良い人生。

こういう発想自体が変なのだけれど・・・
そういう記事を拵えて
指摘して、納得はしてもその次には「そうはいっても」と
いって現実論を言い訳にする。

全国の自称リアリストを自認するみなさまへ
訃報です。
あなたの学歴神話はもう崩壊してる。
それはゾロアスター教でさえも否定した偶像崇拝
昔の渋谷公園通りをうろついていた丘サーファー
紅茶キノコ、ぶら下がり健康器、新婚旅行は宮崎、馬太郎のギャグだ。

古いのだ。

相手にされないされてない。

誰に?

就職先に企業に。(馬太郎の場合は若い人に)

企業はもうすでに大学、大学生に期待していません。
これが現実であり、これが事実だ。

まあそれはいいとして(よくはないんだけれど)
それよりも戦後70年続いたこのニッポンの教育制度が
老朽化して、その弊害が合併症を引き起こし
ニッポン全体が機能障害に陥ってる。

非常に不味い・・・状況にあります。