愛の十字路(1)
ハロー嬢からのコメント
「一体、いつから性欲が悪者にされちゃったんでしょうかね?
宗教かな?堕落だとか何とか?
キリスト教あたりが愛情の無い性行為を禁じたのでしょうか?
私は女ですが、愛と性と結婚を分けて考えます。」
これまで躊躇があって、
なかなかスタートを切れなかった書庫「愛の狩人」
R26指定で始めます。(はる坊は特例でフリーパス)
ハロー嬢が愛の三権分立を唱えました。
問題発言ですねえ。この愛を恋愛という言葉に置き換えてみます。
これに対抗するならば、「恋愛と性と結婚は一緒」
愛の三位一体です。
さて、あなたはどっち?
愛の三権分立 V.S. 愛の三位一位 (?)
>一体、いつから性欲が悪者にされちゃったんでしょうかね?宗教かな?
そうですね。旧約聖書でアダムとイブがエデンの園を追放された原因にその匂いがある。
現在の科学文化というのは欧米のキリスト教系のそれに大きく影響されています。
かといて日本と日本人は無宗教というか雑多で寛容的な民族。
なんでも受け入れる度量がありますが、ことここに至って大きな矛盾を抱えてしまっている。
と判断せざるおえないのかもしれません。
一神教において「愛」は個人よりもその神に優先されなければいけない。
また、性善説と性悪説なら後者であって、人間は罪深いものであるという認識です。
東洋思想とか仏教であっても「煩悩」という解釈もありますね。
比較的にゆるやかではありますが、確かに存在します。
日本の仏教が中国を迂回して入って来たことにも問題はあるかもしれません。
中国思想や儒教の影響は無視できないと思います。
さて、話が遠大になりそうなので、本日はさわりだけにしておきます。
テーマは
性に対する倫理観の変容
日本人の結婚観
愛の存在の有無とその本質
てな、感じでしょうか。