愛の十字架(11)
たとえ、男性の本能の中に「処女」に価値を置く傾向があったとして、
出会いのシチュエーションとしてのバリエーションによって対応は変化する?
たとえば、親の薦めで見合いした顔も知らない女性との初夜。
その事実が発覚した! しかも自分は童貞。しかも相手は薄笑い。
さらに「可愛いのね」だって。言われちゃったよ。経験豊富?
与太話でした(汗)。
でも、結局は面子の問題なのかしらん? プライドっていうと感じが違うな(笑)。
歴史的にいうと「処女」は特別な存在だたようです。
神への捧げ物、生け贄、人身御供。
処女には神聖なものを感じたようで、古代ローマでは処女を殺す事は許されなかった。
処刑する場合は輪姦してから殺したそうです。とほほ
ヨーロッパのワインの産地では収穫した葡萄を踏み潰す作業は処女の役割みたいですね。
形式的なものであったとしても処女に対する特別な思いはキリスト教からなのでしょうか。
聖母マリアの処女懐妊とか関係しているようです。
欧米は階級制の喧しい国です。
日本も欧米化されていますが、それ以上に自由平等の格差是正の国です。
明治の要人たちが芸者を正妻に迎えたことは、その民度の低さからでしょうか。
伊藤博文の妻・梅子は馬関のお女郎さんでした。芸者以下の再底辺の遊女です。
海軍の父・山本権兵衛の妻は品川の遊女で下から二番目。
児玉源太郎も陸奥宗光も大隈重信もみんなみんなプロの女性が妻だぞ。
一応。彼らは士族です。(伊藤と山県有朋はちょっと違いますが)
明治までの日本では、さほど処女にはこだわらなかった。ということでしょうかね。
というか、これこそ出会いのシチュエーションでしょう。
惚れた相手が商売女だった。話を変えれば惚れた女に男がいた、とか。
処女云々のこだわりは別の話なんでしょうね。
それでも不義密通、姦通罪はあったわけです。
「不倫は文化」と言ったタレントがいました。
余談だが、青山の雀荘で不動産屋と麻雀打ってたの見たぞ。下手な麻雀でした(爆)。
あれは、男性の特権? 女性だと不貞?