愛の十字路 第二章(番外)愛の押し売り(-100)
おはよこざいます。
妹の呂さんが春から整体師になりました。
ここでよく登場する山師の劉さんの義兄・項さんは中国拳法の達人。
そのお弟子になったよ。6月から患者さんを担当しているね。
妹は呂恥骨といいます。
いつの間にか妹は中国人になってしまいました。
日本人では説得力がないということね。
インチキな中国人。でもそのほうが日本人安心。
私、馬です。台湾の人。よく冗談でそういいますが、正真正銘の日本人。
妹の口真似してたら、日本語、変になったね。
昨夜、夜中に電話ありました。吃驚、入院中のお父さん死んだかと思ったよ。
電話の相手はお母さん。いま検査で上京しているね。
年に3〜4回来るよ。何万円もかけて検査に来る。それが楽しみね。
子供や孫の顔を見に来るの。生き甲斐。
お土産沢山沢山持ってくるよ。
金平ゴボウ、インゲンの胡麻和え、鹿児島から作ってもってくる。
蒲鉾、薩摩揚げ、団子、正味期限切れてるよ。妻、影でブツブツ。私、悲しい。
私の家鰹節だらけ。知人にあげても減らない。
黒砂糖も沢山。欲しい人あげるよ。でももう正味期限切れてるよ。
お母さん、昨夜、妹と喧嘩した。彼女の洗っていけない洗濯物洗濯機で洗った。
洗濯機で3回分、暇だったからやった。言ってた。
妹カンカン。スーパーで買ったブランドの服ダメダメ。
今日は築地の病院に検査いく日ね。妹カンカン。
私、替わりに連れって行ってと頼まれた。
お母さん少しおバカね。東京に13年居て、何も出来ない何処へも行けない。
みんな妹と私まかせ。
お母さん、愛の押し売りする。ときどきウンザリするよ。
お土産たくさん、毎回ウンザリ。
おバカでウンザリ。
ということで、これから行ってきます。
葛西まで迎えにいって築地まで、検査どれくらいかかるのだろう。。。
一日仕事になってしまう。な