本とか読書の話を少し続けます。
私の密かな楽しみは図書館に行ってまとめて十冊ほど
本を借りてきて、
それを寝ころんでは片っ端から読み（喰い）散らかすこと。
数ページ読んで詰まらなくなると次の本へと。
なんか贅沢でしょう。
昨日もこれをやりました。
だいたい本は寝ころんで読みます。
後はトイレか電車の中。
書斎の机で行儀よくなんて、まったくない。
司馬遼太郎の『坂の上の雲』で正岡子規が友人に読書を勧める件があります。
「本はいいぞお、お金を使わない」（笑）。
確かに読書はお金を使いません。
文庫一冊1000円、単行本で2000円ぐらいまで？
それで結構保ちますよね。
図書館ならタダ！
昔、競馬で負けてばっかりいまして、
なんか理不尽で間尺に合わない。
江戸の敵を長崎で、ではないもですが、
図書館に通って年間100冊本を読もうと誓いました。
1冊1600円として100冊だったら16万円が農林水産省から
文部省か地方自治体を迂回して返還される。とか（汗）
セコイ戦略でしたが、
おかげで普段は絶対買わないジャンルや作家の本との出会いがありました。
結局はそれらの新作を待ちきれずに本屋奔ることにもなるのですが、
本に費やすお金なんてギャンブルに比肩はできないもの（笑）。
群ようこの『貧乏草』だったかな？
色気とお金のない著者がポケットかをまさぐって500円ぐらい？
それで「茶道」の本を買う。
マクドナルドに入ればそれで無くなるような金額ですが、
彼女はそんな地味な本をニヤニヤしながめくっているお話。
素敵な女性だなあと思いました。
本を読んでいる女性は素敵です。
彼女の眼差しに恋してしまう。惚れっぽいんです。
読書量をひけらかす女は嫌いですが（笑）。いるんだなこれが（爆）
