あかんたれブルース

継続はチカラかな

銀河英雄伝説のような英雄ならば

 役人と汚職は切っても切れない。のか
 政治家も慣例として、やらなきゃ損の根性です。
 経営者はバレなきゃいいがモットーですし、
 大人は揉めなきゃいいが本音。
 子供は勉強してればたいがい親はOKだと嘯く。
 マスコミは批判してればノープロブレム。


 懐かしのベスト&ロング・セラー『銀河英雄伝説』(田中芳樹・徳間ノベル)は

 専制政治銀河帝国 と 民主共和政の自由惑星同盟 の 戦いを描いたものです。

 双方に英雄が登場します。

 銀河帝国の実権を握ったラインハルトと自由惑星同盟職業軍人ヤン・ウェンリー

 三国志風邪に言えばラインハルトは(曹操周喩+馬太郎)で
          ヤンは(劉備孔明ジャッキー・チェン)です。

 ここで誰しも帝政専制国家よりも民主とか共和とか自由の国の方がいい。
 という先入観がある。

 ところが、ラインハルトの美貌だけでの理由ではなく、
 ヤンの苦悩を知る読者は
 その民主共和政の中身に疑問を持ってしまうのでした。十中八九

 明治時代の藩閥政治を弊害とするのが常套句のインテリさんが多いです。
 だけど、対する民権派の政治家も銭ゲバで非常に不埒な輩がゾロゾロ。
 簡単に白黒つけられません。

 先日、テレビのバラエティー番組で世界の素敵な独裁国家を紹介していました。
 物価が安く、国民に優しい独裁国家です。なんか意外ですよね。
 一言でいうと効率的なんでしょう。


 民主主義は金がかかるし、効率が悪い。のかなあ。

 そして国民は質が悪い。とマキアベリは語る