やさしさの行方(3)
映画『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が好評みたいですね。
貧しくとも昭和30年代には懐かしと温かさがあります。
わけもなく泣ける。不思議な感動のボディーブロー。
やっぱりある程度の貧しさは人間を健全に保つのかな?
問題は「ある程度」であって、「みんな一緒」なんでしょうけどね。
以前、ヨッシーの記事で、あの作品の鈴木オートの家族と
ブンガクの(疑似)家族のどちらに感情移入するか?
私は後者なのですが、
圧倒的に鈴木オートの家族! という意見が多いそうです。
堤真一演じるあの頃の父親像。少々ステレオタイプですが
その理不尽さのデフォルメが多くの人に共感を与えるでしょうかね。
お恥ずかしい話なのですが我が家はパパママって呼ばせている。
憧れていたんでしょうかね? 「ニューヨークパパ」とか(汗)。
地方出身者の悲しい憧れなのか?
でも私の周囲はほとんど「お父ちゃん」「お母ちゃん」が主流です。
みんな憧れているんです。あの頃の父と母を