情動の知性(5)コミュニケーション能力(廿一)
なに? KYって?
小学四年生の息子に聞いて、その意味を知りました。
「K(空気が)Y(読めない)」の略語だそうです。
小学生にまで浸透している流行言葉でしょうか。
まあ空気が読めない人っていますからねえ。でもさ、ちょっと引っかかる。
なんかこの「KY」だとそこで終わってしまっている感じ。
じゃあ、空気を読んだ後にどうするの?
集団の意図や雰囲気に反する行為や行動は
みんな「KY」で片付けられてしまいそう。
空気を読む。というのは大切なことではあるけれど、
問題はその先だよね。
敢えて、その空気を覆す必要がある場合もある。あるある。
それを周囲は「KY」でヒソヒソさんなのでしょうか?
こういった百姓寄り合いのようなスタンスが
小学生まで浸透していることが恐いです。
でなくても、目立つことや違ったこと、少数派であることに
抵抗を感じる風潮は顕著です。
個性は重視といいながら、従順で当たり障りのないのが定番です。
勝手にしろ。俺は挙手するぞ!
「はい!」
「んん? 馬太郎君どうぞ」
「わかりません!」(ドッカーン)しかもきっぱり
ま、こういうことも昔あったような気もしましたが。。。夢のまた夢