あかんたれブルース

継続はチカラかな

平等以前に「金」に転んだな




陰陽学っていうと難しく感じるかもしれませんが、つまりは二進法です。

よけいに引きかな(汗)。

光をあてれば影ができるように、
古代の中国人はプラスとマイナスの法則を導き出しました。

女と男も陰陽です。

そしてすべてはセットになって、中和すること、
調和とバランスが大切だと考えます。

男は「陽」で、女が「陰」。これを増幅させると

「陽」「陽」で、男らしくて内面も男っぽい人。
「陽」「陰」で、男らしいけど、細やかな神経を有する人。
「陰」「陽」で、女っぽいけど、勝ち気な人。とか
「陰」「陰」で、女性っぽくて、内面もお淑やかな人。

性格も色々です。

男と女って結局は相性ですから、
この陰陽がうまく調和できればいいわけです。

女性の社会進出はこの陰陽バランスを崩して、男性をメス化させてしまった。
こう書くと、またうるさいフェミニンさんたちが騒ぐでしょうが、
そうじゃなくて、その場合に男性も張り合わずにバランスをとることが大切。
女性も勝ち負けじゃなくて協力しあいましょう。と陰陽学は説くわけだ。
でも、聞かないよね。頑固だもん。

相手の非を訴えても埒があかない。とにかく相性ですから、すべては。
夫婦円満。これが一番です。なににせよ。

それと男女平等と女性の社会進出には「金」が絡んでいる。
金が欲しかったんだ。
欲ですよ欲。結局は。

以前の話ですが、バリバリのキャリアウーマンがいました。夫婦共稼ぎで、
中目黒に億を越える一戸建てを購入。バブルの後で掘り出し物とのこと。
そして出産。即、仕事復帰。
大丈夫なの?と声をかけました。
ベビーシッターを雇っているとか。そのうちお手伝いさんも雇うと息巻いている。
パワフルです。前向きでアクティブなスタンス。新しい価値観。

旦那さんに恋人ができましてね。しかも相手は男。即、離婚。
住宅ローンは旦那さんが背負うことで決着がついたそうです。
彼女もあっという間に職場の上司と再婚してしまった。

勝ち組負け組という線引きでは、彼女は絶対に前者をキープするのでしょう。

その後、うまくやって富裕層になっていれば、彼女は幸せなのか。
なんか、負け惜しみではなく、金だけじゃないような気がします。

いまの40代前半の人たちからが加害者として被害者として
教育現場の崩壊を体験してのですかね。段階ジュニア?

その原因に詰め込み教育とかいうけれど、実際は親の共働きがあったとも聞きます。
みんな寂しかった。
でもお母さんが働けば、生活は楽になるし、車も買えるし旅行にもいける、
美味しいもの食べられるし、色々できる。

でも子供達はそんなものより、もっと違うものを求めていたと聞きます。

人生、欲と道連れですからね。

夫婦のかたちも色々あっていい。
母親が外に出るなら夫が内を守ってかまわない。
でも両方が陽に転じると、バランスがとれなくなるようです。
子供がさびしがって、鎹(かすがい)にならない。

お金より大切なもの、あるよ。

なんでそれを否定できないわけ?




陰陽四十八手(1)帆掛け船
イラストは山本峰規子画伯