あかんたれブルース

継続はチカラかな

結局いつも金に負けてる




昨日の続き
お金の暴走は別にいまに始まったことではありません。

そのことを一番に危惧していたのが徳川家康でした。
そこで(日本)徳川幕府朱子学をモットーとして米本位制の農耕型社会にしたのです。
商工業の発展を危惧した。

にもかかわらず、武家社会は行き詰まります。
商人が牛耳ることになる。
原因は借金の利率が雪だるま式になって二進も三進もいかなくなってしまた。
それを棒引きとかするんですけどね。

結局、幕府は黒船や尊皇攘夷運動や薩長に倒されたるのですが、
「借金」に倒されたといってもいい。

その借金は明治政府がすべて背負い込みます。
三井や住友など生き残った商店もありますが、
小野とか鴻池とか潰された商店も多かったのです。

歴史は繰り返される。といわれますが、私たちは歴史から学ばない。

エンデの遺言』では
お金は循環しないといけない。利子を拡大させてはいけない。
と訴えていました。

日本の赤字国債の額、半端じゃない。

日銀は今回の金融政策でも金利の正当性や健全性にこだわっていましたよね。
あってもなくてそう変わらない低金利なのに、
なんでそんな原則論にこだわるのか?
空売り規制もそうです。もっとはやくやるべきだった。
それなのに市場の活性化なんていっている。
現物で充分ですよ。

私は日銀総裁でもないし、証券取引所の代表でもありませんので、
ここまでです。

獅子身中の虫、とは「お金」だったわけです。

昔の人は知っていたんですね。
「金は天下のまわりもの」
流通循環させないといけない。体内のガン細胞のように肥大化して蝕まれる。
貯め込んではいけないのです。




陰陽四十八手(9)不浄物回天恕水供養