心の所在地
わたしちの心ってどこにあるのでしょう?
現在は脳がすべてを司っていると考えられています。
古くは「お腹」にあると考えられました。
「腹を括る」「腹ができている」「腹が据わっている」などという言葉の所以ですね。
それが「胸」に上がっていって、
「胸が痛む」「胸に手をあてる」「胸を弾ませる」となります。
そして、「頭」まで上がって、
「頭を痛める」「頭をひねる」「怒り心頭」などがあります。
上に上がるほど心は乱されているような…。
というかそれぞれの感じる役割が違うようです。
お腹では胆力というか根性のような心意気を感じます。
胸では悲しみなや歓びなど情緒的なものを感じます。
頭では悩みや怒りなどストレスを感じているようです。
共通するのはすべて臓器だということですね。
現在の常識ではすべを頭が支配していると考えられていますが、あまりあてにならない。
確かに神経は脳がコントロールしていますが、かといって心はだけでない。
あと10年もすればそんな科学的な研究報告がなされて、
新しい常識が生まれるかもしれません。
現に臓器移植を行った場合に、
移植された患者さんがドナーの性格や性質を受け継ぐ。といった話はよく聞きます。
「冷え」というのは人間の体に非常によくありません。
体温が1度下がると免疫力が30%とも下がるといわれいる。
それなのに、わたしたちは快適を求めて
夏はエアコンでガンガン冷やし、冬は暖かい部屋で冷たいカルピスとか。
旬の野菜とかなくて年中無休の体を冷やす夏野菜や果物を買って食べている。
冷え性は大敵。それもお腹を冷やすのはよくありません。
ストレスによる冷えはお腹にくるのだそうです。
昔の人はそれを知っていた。
もちろん、冷暖房完備じゃない環境ってこともありあったでしょうが、
夏でも腹巻していましたよね。
お爺さんだけじゃない。寅さんだけじゃない。若者も巻いてた。
お腹を冷やさないとというのは大事な健康法です。
ストレス社会なら尚のこと。
オシャレじゃないなんて考えないで、
メンタル含めてのヘルスケアと考えてみてはいかがでしょう。
ストレス(1)腹巻
もちろん、オシャレにすることだって可能です。
今年の流行は赤。