あかんたれブルース

継続はチカラかな

心の酸欠状態




ストレスは筋肉を硬直させるといわれます。

肩こりは日本人特有で欧米人には少ないともいわれますが、
意外なことに日本で働く欧米人が肩こりに悩まされているって御存知でしたか。

日本はやっぱりストレス社会なのですね。

デスクワークが主なせいもあって、腰痛は職業病だと考えられてきました。
それは間違いではありませんが、どうも主犯格は「ストレス」なのだそうです。

ストレスは万病のもとです。

それはわたしたちの一番弱い部分を襲います。

心とか神経とか精神的なものの他に、
心臓や胃腸、肝臓、腎臓などの内臓といった具合です。

要は自律神経の失調から一番弱い臓器が冒されていくわけですね。
癌なども重度のストレスによって発症するといわれている。

わたしたちはその解消に酒と薔薇とカラオケや海外旅行にと発散に努めますが、
余計にストレスをためてしまう場合もある。

常にポジティブであることを自分に課してしまっているかれでしょうね。

これを陽の暴走とわたしは名付けています。
なんとかしなければ。

心と体は一心同体ですから、疲れたら休まなければいけません。
しかしわたしたちは休むことを忘れていたり、恐れたりします。
取り残されてしまう脅迫観念。もしくはそれをネガティブだと勘違いしてしまう。

日中に発散させたエネルギーを夜半は吸収させ補うことをしなければ
わたしたちは次第に空洞化してしまいます。
発散と吸収。このバランスが大切なのですね。

これは呼吸と同じです。

酸欠状態になると苦しくなります。

読書やDVD、音楽などを活用して静かな吸収の場をつくることは大切。
決して、栄養ドリンクなどを乱用してポジティブ状態を保つことは奨められません。
また、思考という知的作業を暗いと一方的に解釈するのも無理があります。

あなたなりの
良い時間の過ごし方、吸収の場を考えてみてください。



ストレス(2)吸収の場作り