犬の話
若い人は知っているかなあ・・・?
むかし、スピッツって犬種が大ブレークして、多くの家でも飼われていたものです。
ポメラニアンと柴犬を足して2で割ったような感じ。白い犬です。
ホントはラッシーが飼いたかったんだろうけれど、
(ラッシーはコリー犬のこと。「名犬ラッシー」が流行ってね。
病院の家とかお金持ちの家にしかいなかった憧れの犬)
経済的な問題からスピッツで手を打った。
中流家庭の象徴みたいなものです。
よく吠える犬でさ。
もともと番犬用に改良されたんでしょうね。でもそれが嫌われたかどうだか
ブームが過ぎたかして、いっきに姿を消しました。絶滅。
なんにしても訳もなく吠える犬って悲しい。
何を死守しようとするのか、気の小ささとか頭の悪さを感じて悲しい。
まったく吠えない犬を飼ったことがあります。
飼ったといっても迷い犬です。
大人しい犬でまったく吠えない。
親に「この犬はオシじゃないか」と言われて悲しくなりました。
悲しい目をしていました。
ボスという名を付けましたがメスでした(汗)。
一週間ぐらいしたしたら本当の飼い主の綺麗なお姉さんが引き取りきた。
知性は瞳を悲しくさせるのだろうか。
沈黙は何を語りかけているのだろうか。
犬の話(1)