あかんたれブルース

継続はチカラかな

恋なのか愛なのか、それとも友情か

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>単純計算で10年に一度。そう考えると、今年辺りそろそろ・・・

昨日、わたしは池袋にいました。

予感は予言となって、運命を宿命に変える。

初対面の男性はとても大きかった。
日に焼けた褐色の肌が眩しい。海の匂いがしました。

それから5時間。

わたしたちは密室で言葉を重ねていきます。

言葉の葉は交互に積み重なって同化していきます。

狭い個室はいくつもの言葉の塔が生まれていく。
まるでアナトリア高原の風景のようだ。

カッパドキア、「美しい馬の地」。

店員がそれを空いた皿と一緒に片づけていく。少し悲しい。

シンデレラのような馬太郎。

わたしたちに残された時間はもうあと僅か・・・

お料理のラストオーダーという宣告を受けて
彼は「かき揚げ蕎麦」を注文する。

わたしは喉を通らない。

お飲物のラストオーダーという第二の宣告を受けて
ホッピーセットはまだ半分以上残っていることを確認します。

たぶん、これ、飲みきれない・・・

そして、お会計。という最終宣告を、わたしは受け入れられなくて
そのまま走ってこの場を去ろうとする衝動を抑えられませんでした。

なにかを断ち切るろうと席を立った。

その刹那、わたしの手首を彼が掴んで離さない。

「馬太郎さん、ワリカンですよね(汗)」

もう、つ〜たんたら、野暮、そして大胆。

最果てで暮らす男と足立区に暮らす男はこうして出逢って重なります。

別れ際

「ねえ、写真撮っていい? ブログでアップしたりしないから」

少しはにかんでポーズをとる中年男を
怪訝な顔で見ないようにして通行人は避けて通ります。

へっへっへ、いいネタを仕入れた。心のなかで悪魔がほくそ笑む。ところが

「ボクも撮っていいですか」と携帯を向けるつ〜たん。

クソ〜、抜け目のない男だ。これでは核の抑止力じゃないか。

そして、池袋の夜は深く闇に二人の姿を隠していきます。

さて、この後の行方は・・・

ヒミツ。


これは 恋なのか 愛なのか それとも友情なのか

思考は酩酊して、自分を見失っていく・・・


参考になりましたか?




愛を訪ねて三千里(28)
岡崎宿(愛知県岡崎市
つ〜たん、ゴメンね(笑)
そして、ムッシュ。ごめんなさい(爆)