あかんたれブルース

継続はチカラかな

O〜MAさんからの伝言




二日連続の『黒部の太陽』の記事に対して
長老O〜MAさんから金言コメントをいただきました。
予定を変更して、すこし唸ります。

人間は幸せになるために生まれて来た。
これがこのブログの社是みたいなもの、骨格です。
では、幸せとは何か?

お金、社会的な地位や名誉、健康、ゆとりのある老後、恋愛、エトセトラ・・・

しかし、その本質は何かといえば、愛である。
すべての人間は愛を求めている。ここまでは導き出しました。
それでも異論を唱える人も多い。

「とは言っても」として、お金がなければ、健康でなければ、とか
確かにそうだけど、それはすべて条件のひとつでしかないし、
そういった条件はそのときどきの環境や時期で変わるものです。

そして、人間は本題の幸せのための個々の方策に目移りして本題を見失ってしまう。
これは将棋で言えば、幸せを王将とする。愛と言い換えてかまいません。
それれが肝心なのに、飛車の「お金」を大事にしたり
角の「出世」を第一にしたりする。

そういうのをヘボ将棋といい、決して成功はしない。
成功のためだけが人生じゃない。というのは屁理屈であり、言葉尻をとらえているだけ。
だって、みんな幸せになりたいのですから。
生きるということはそういうことです。

>「生きる」ための本人の不明からきた業であるということです。

O〜MAさんが残してくれたこのコメントの「不明」。
わたしたちは本質を見逃してしまっている。

黒澤作品の『赤ひげ』で
「貧困と無知」がすべての悲劇の基だといっていました。
貧困は心の貧困でもある。愛が足りないのです。
そして、無知という不明もそこにはあります。

どうすればいいのか。

上手く立ち振る舞って、器用に生きようってしても無理です。
予防線を張り巡らせて、自分だけはババを引かないなんてムシが良すぎ。
そうは問屋もメーカーも卸してくれない。

そして、O〜MAさんはこう結びます。

>理性と気概を持った人だけが至高の幸福感を味わうことができる

そういうわけだ。
誰も強要はしない。幸せになるには、そうするしかない。
それだけの話です。
不平や泣き言をいってもダメなのよ。
そうるしか、そうあるしか、そうあろうとするしかないのです。

世の中は不平等で不公平なものです。
しかし、その理性と気概を持てば、幸せになれる。
持つか持たないかそれは個人の自由選択肢。
これが不公平、格差の種明かし。





愛を訪ねて三千里(お休み中)
因みにO〜MAさんのコメントを全文公開しておきます。

「要は人なんだよ」・・・金言です。

金儲けに懸命になって社員をこき使う経営者も
政治好きで支持政党が違うという理由で集団でいじめる人も
競争で勝つために当面の敵をつぶすために策を弄す人も
すべて、「生きる」ための本人の不明からきた業であるということです。
しかし、一方で、そういう人々と理解しながら接する人も多い。
たいてい、相手の魂胆はわかるもので、わかった上で付き合う
「気概」をもつ人が10パーセントおれば、世の中は
動いてゆくものでしょうね。
あとは、欲望(80%)と理性(10%)の持ち主であると・・・。
理性と気概を持った人だけが至高の幸福感を味わうことができるんじゃないでしょうか。

目指せ!20%!ですわ!(笑)(^^♪