あかんたれブルース

継続はチカラかな

日本の「騎兵の父」の成績



真之の兄、秋山好古は日本の「騎兵の父」といわれる人物です。

真之が上京してしばらく経った明治18年
好古は新設された陸軍大学に入学します。
ここに選抜された者10名。

秋山好古の他にはこんなメンバー( )は最終階級

井口省吾 大将(児玉源太郎の左右にあった文殊菩薩といわれた参謀)
石橋健蔵 中将
仙波太郎 中将(桂太郎(または林太郎)、宇都宮太郎と共に「陸軍の三太郎」といわれた。)
東條英教 中将(東條英機の父。)
長岡外史 中将(日露戦争では児玉の後任として参謀次長。)
藤井茂太 中将(黒木第一軍の参謀長)
山口圭蔵 少将、優等
榊原宰之助 歩兵少佐
山田一男 歩兵少佐

で、卒業時の好古成績は下から二番目のブービー賞(涙)。

諸君、学校の成績で人間の価値や能力は測れない。

因みにビリは長岡外史(笑)。
サンマの塩焼きを左右に二本はやした変なオジサンですが、
旅順に28サンチ砲を送った功績は実に大きい。



坂の上の雲』文庫第一巻第三章「騎兵」