あかんたれブルース

継続はチカラかな

危険な匂いのする男

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陸奥宗光です。

若い頃の写真もあるんだけれどいい写真がなくって・・・

ちょっと枯れた写真だけれども
最初のヤギさんみたいな写真よりマシかな(汗)。
この写真で陸奥宗光という男をイメージしてみてください。

若い頃の彼を・・・


なかなかイイ男でしょ。
塾長がいうように、嘘つき小二郎といわれていた。
別に虚言癖があったわけじゃない。弁がたったのだ。頭がキレた、相当に。
のちに「カミソリ大臣」といわれたのです。その片鱗だね。

そういうのって、幕末の時代では嫌われたのです。
特に薩摩の芋侍なんかにはね。議を言うな!で育ってますから(汗)。

でも女性陣にはウケるんじゃないかな。
例の「危険な匂いのする男」・・・陸奥

映画『海と毒薬』の渡辺謙みたいな感じです。(馬太郎の解釈)

学問も出来た。特に漢籍の造詣は深い。是、独学で極めたそうです。
剣術等はダメで逃げの小二郎だったとか。
これは、8歳の時に父親が失脚して貧窮したことから
当時の平均的な武家の子の教育を受けられなかったことによる。

復讐心に燃えていました。
掌を返るように父親を切り捨てた紀州藩、徳川家。
尊皇から倒幕に変わった。

とんがった若者でした。
ひとことでいえば、
この時代にはめずらしい合理主義者だった。に尽きるのでしょうね。

そんな彼の才能や能力は認めても、受け容れる者は少ない。

唯一、いや二人かな・・・

坂本龍馬
海援隊で二本差さなくても(刀のこと武士を捨てても)
 食っていけるのは俺と陸奥だけ」といっていました。

もう一人は伊藤博文です。これは後で熱く語ります。

そんな理解者の龍馬が死んで、ショックを受けて
日本の夜明けとなります。


つづく



陸奥宗光(3)
危険な匂いのする男・・・陸奥宗光
危険な臭いのする男・・・馬太郎(嗅ぎたい人は一列にはい並んで)