あかんたれブルース

継続はチカラかな

『坂の上の雲』第一回「少年の国」をまじめに解説(汗)

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昨日はすみませんでした(涙)。
まじめになるんだった。これでも真面目なんだ、真剣!

さて、『坂の上の雲』第一回「少年の国」です。
O〜MAさんも指摘しておりましたが、
秋山真之が屁ばっかりコイておりましたね。
あれは、長じて海軍時代に放屁していた天才作戦家のエピソードを
誇張したもです。

また、煎り豆ばかりを食べていました。
あれもまた、わかりやすいための演出のせいです。
まっ、真之は煎り豆が大好物で、日本海海戦の土壇場でもポケットに入れて
食べていた。それを見た参謀長の加藤友三郎が苦い顔をしたものです。

秋山真之のお腹の中は豆でパンパンです。

で、その治療にナイフと風呂敷をもって氷屋に行きます。
風呂敷のなかには桃が入っている。
氷屋の店頭で桃の皮をナイフでむいて食べる。その後に氷をガリガリたべる。
下痢します。必ず。
これでお腹すっきり。その後に征露丸を飲んだかどうかは、知らない(笑)。
頭をすっきりさせるためだといって、
婦人薬の「実母散」は常用していたようです(汗)。


兄の好古は酒と煙草ばかりです(涙)。

ドラマでは風呂屋でコキ使われていましたよね。
その重労働に対して、日当が「天保銭一枚」とありましたが、
それってどれくらいなのかなあ・・・

調べました!

天保銭一枚は100文(銭)に相当するそうです。
一文は現在の31〜38円見当とか
ということはだいたい、日当が3500円。
もっとも明治初年は8割ぐらいに目減りしていたそうですから
3000円ぐらいでしょうかねえ。
秋山家は貧しかったので、2000円ぐらいは家に入れていたかも。
とすると、1000円ぐらいが好古の貯金。
これで『学問もススメ』など買っていたのかな。

ただ、天保線を100銭と解釈すると・・・
当時一銭でアンパンが買えたそうです。仮に、100円とします。
二割引ですから8千円!
そうなると一ヶ月で24万円となります。

原作、ドラマの筋立てからすると、前者のほうが正しいのかな。どうでしょう。




ドラマ「坂の上」血風録(2)
写真は下痢したあとの真之。

なんか真之の下痢の荒治療を打ち込みながら
一昨日の自分の惨めな姿に救いがもてるなあ・・・
もしかして、俺って天才? 
それとも・・・