あかんたれブルース

継続はチカラかな

秋山真之の屁



どうも、気になって仕方がない。
第一回放送の真之の屁です。

O〜MAさんの疑問に、
あれはわかりやすいドラマの演出でしょうとしましたが
そう簡単に割り切れない。
もうひとつ、以上に煎り豆をかじっていました。

昨夜、そのことをお律と議論した。

お律、曰く
「豆は屁が出るからね〜え」

なるほど、そういうことか!

真之が上京しても母親は煎り豆を送っていました。
米国留学中もポケットに煎り豆を入れていた。
どこでも立ちション弁する困った青年で、その手でご婦人と握手する。

日本海海戦で、
バルチック艦隊の先頭艦「スワロフ」が
砲撃による操舵不能に陥って北に進路をかえる。
その時、参謀長の加藤友三郎が真之に確認を求めるシーンがあります。

真之はこの土壇場で煎り豆をボリボリたべていた(汗)。

アホか! と、加藤友三郎は泣きたくなったそうです。

天才ですからね、奇行が多い。でも
「煎り豆→放屁」のメカニズムが解けたのですっきりしました。

真之にとっては精神安定剤みたいなものだったのでしょう。

因みにこの時の加藤友三郎は神経性胃炎で大変でした(汗)。

兄の好古は酒と煙草ばかりです。
これが戦場での好古の精神安定剤だったことは確かですね。
しかし・・・
好古の死因は肝硬変でも肺ガンでもない。
糖尿病。
酒の肴は「沢庵のしっぽ」でほとんど御飯は食べなかったようですが、
酒だけでも、糖尿病になるんですね。

真之は慢性腹膜炎で亡くなります。




ドラマ「坂の上」血風録(3)