あかんたれブルース

継続はチカラかな

坂の上の好古、カッコいい〜!



本日の『坂の上の雲』第四回「日清開戦」。

いや〜あ、秋山好古、かっこよかったですねえ(涙)。

原作でも支那酒の入った水筒を高々と、あおる姿は痺れたものです。ビリビリ
最後の古武士・・・
勇気は固有のものではない。この言葉にどれほど勇気づけられたことか(涙)。

小村寿太郎の当時の北京の不衛生なうんこの描写も痺れました。クサクサ(汗)
小村も児玉も小さかった。
山本権兵衛桂太郎は大きかった。
身長がさ。

大山巌米倉斉加年には驚きましたね!
太った? でも非常によろしい。満足です。

乃木と伊地知も登場しましたね・・・微妙です。
ホントは伊地知は小村役の竹中直人にやってほしかったです。

今回は原作に登場しない人物やお話が盛り込まれていました。

森林太郎・・・鴎外です。

彼の口から戦争の病死を語らせるのは・・・微妙です。非常に微妙でした。
日露戦争での脚気人災の張本人ですからねえ(汗)。

森本レオの鬼軍曹も原作にはない。
NHKの配慮でしょうか。

あとは・・・日清戦争で真之は本格的な戦闘は経験していない。
それで日露戦争で衝撃を受けるのです。ここがひとつのポイント。
机上の作戦と現実の戦闘のギャップに立ちすくむ。わけです。

それと、広瀬武夫の方言指導が気になりました。
大分県で生まれて9歳で飛騨高山。17歳で上京です。
あんな広島弁のような長州弁ものどきは使わない。

それと、真之は広瀬に敬語を使わせていました。
海軍兵学校で二期上なのでそうしたのでしょうが、その後の二人の友情を想うと
タメグチにしてほしかったです(笑)。
明治の頃って、わりとこのあたりがフランクなのですよ。
乃木と児玉も三歳違います。
色々調べましたが、いまほど年次にこだわらない。

桃井かおりの名言に三十過ぎれば同い歳。というカルタがあるそうです。

明治の場合、三十過ぎなくても、気は心(笑)

重箱の隅をなめ回すようで恐縮ですった!


それにしても、好古。かっこよすぎ!



ドラマ「坂の上」血風録(16)