あかんたれブルース

継続はチカラかな

本宮ひろしは知っていたのか?



とはいえ、サンカがトケコミ(一般人と同化)して
秘密の繋がりを持つ「シノガラ」として存続しているというのは
ロマンがありますね。
サンカは自衛のために法律家、政治家を育て、
サンカ基金というものがその育英にあてられたという。夢がある。

昔の少年ジャンプに連載されていた本宮ひろしの『男一匹ガキ大将』で
主人公の万吉が全国の番長を統一したのち乞食の親分の後押しを得て
株式相場に打って出た話がありましたが・・・
また、
そういった結社は客家(ハッカ)を連想する。
客家は「中国のユダヤ人」といわれるそうですから
サンカも「日本のユダヤ人」のようです。
シノガラはさしずめ19世紀から20世紀の「同化ユダヤ人」ってところでしょう。

基金については「無尽(講)」をイメージしました。
わたしは以前、「全国県民別マネー診断」なんておバカな原稿書くになって
県民本の類をたくさん読むはめになったことがあります(涙)。
この「無尽(講)」が盛んなのは東日本なら山梨県
関西は結構盛んですがなかでも和歌山県です。
相互銀行とか信用金庫、信用組合も多くて色々問題もありましたよね。
あと、沖縄とかです。

わたしの友人で以前よくネタにした銀ちゃんはいまでもやっています。
彼が見かけによらず淋しがり屋というのもありますが
職業が高利貸し街金(この業界は半島系が多い)なのも理由でしょう。
血と骨』の原作でも取り上げていたのが印象的でした。

少数派は結束が堅い。

昔は郷土出身者の結束も堅かった。根っこの会とか
いまはすべての共同体は消滅して絆もたよりないものです。親子ですら・・・

そのせいかな、ロマンや夢を感じるのは。

本宮ひろしの『俺の空』とか『サラリーマン金太郎』も
ドラマの背景にサンカが意識されていたりして、
ついでに『アパッチ野球団』も。古いね(涙)
甲賀忍法帳』も『伊賀忍法帳』も『ワタリ』も・・・

ま、そんな感じです。

ロマンがあって楽しいのですが、大本教の話の一部としてのサンカの話でした。
ここから幕末明治大正の宗教の話と阿片と・・・、そしてなによりも
テーマは堀川辰吉郎でしたよね。

ところで、『アパッチ野球団』って知ってる?



分類は「若宮」
明治男前烈伝(10)堀川辰吉郎(13)近現代史のなぞなぞ(10)
噂ではサンカの資金は凄いそうです。
スイス銀行の預金高でこのあいだ皇室を上回ったとか。
わたしも救済してくれないかな。
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