あかんたれブルース

継続はチカラかな

煽るなよ風もないのにブーラブラ



わたしはフリーメイソンの存在を否定はしない。
ユダヤ人財閥を利用して満州国に移住させる計画もホントにあった。
だけれども、だからといって
必要以上に過大評価拡大解釈して、とんでもない飛躍は問題だと思います。

西周や林董がフリーメイソンであっても別にいいのではないか。と思う。

明治の頃に、欧米に留学する場合
キリスト教会の援助はとても重要でした。
人種差別というものはとても大きな壁だった。
欧米人にとってキリスト教徒でない人種とは
それ以上に不気味だった。わけです。

そのなかで、キリスト教徒であるというだけで
教会から多くの援助が得られたわけです。

だから、多くの留学生が洗礼を受けた。
留学後に脱会した恩知らずもいましたけどね(笑)。

フリーメイソンもそんな互助会みたいなものです。
ある意味で、教会の縦の関係と併行して
それに囚われない横の関係みたいなものです。
商売の協力も当然あったでしょう。
それほどに、信頼関係って大事ですからね。

じゃあ、仮にたとえば
ここで馬太郎ブログをロッジにしてフリーメイソンでも作りましょうか。
中国福建人の友人劉さんは「中国人が二人寄れば蛇頭ができる」と豪語する。
で、わたしがロマン議長を誘って秘密結社を作ります。
入会金も敷金礼金なし。お酒とつまみは持ち込みです。

そうすると、こんな噂が生まれる。
「あいつらは世界革命の野望と陰謀をめぐらせている。
 世界を『飲み会』で統一しようという恐ろしい集団だ。
 酒の飲めない回教徒には『ガリガリ君アイス』で諜略するつもりだ。
 手段を選ばない。
 関西人には阪神百貨店イカ焼きを、関東人にはマグロを
 ガキにはハッピーセットを、ギャルにはミスタードーナツ
 爺と婆には錦松梅を(http://www.kinshobai.co.jp/
 馬太郎にはカステラを・・・手段を選ばない。

 気をつけろ、馬太郎のカステラは文明堂の長崎カステラだ。
 カステラはオランダ語だぞ、いやポルトガル語かもしれない。桑原桑原」
とかね

話が飯野吉三郎からズレました(汗)。
ズレたついでに「落合文献」での日本海海戦の考察指摘に釘を指しておきます。

日本海戦で英国観戦武官が極秘裏に乗り込んでいたという。
これを英国ワンワールドの影響だというけれど、
知っている人なら知っているでしょうが、観戦武官はオープンで
乗船していました。
さらに、
その武官が指揮して日本海海戦は勝利したと言う。

落合さん、そりゃダメだよ。そういうことを宣うと
少なくとも日露ファン、近現代オタクからそっぽをむかれる。

そんな観戦武官の指揮ひとつで日本海海戦は勝てない。
当時の日本海軍の実力は世界のトップレベルです。
たとえば、英国海軍と戦っても負けなかったでしょう。
念のために戦場を日本海という条件をつけておきますけどね。

あれは作戦戦術の勝利というのではなく、
日本海軍の艦船運用術と砲術であり、
T字戦法というよりも東郷ターンが決めて。
観戦武官の一人や二人で勝てたら苦労はしません。

戦後、それを目指して米国海軍は頑張った。わけですからね。
不用意な煽りをすると根底から信用を失うぞ。




分類は「若宮」
明治男前烈伝(10)堀川辰吉郎(13)別件