あかんたれブルース

継続はチカラかな

イケメン容疑者



もうひとりの容疑者は大谷光瑞

浄土真宗本願寺派第22世法主です。
この特集の枕にあたる明治男前列伝の第一回でも紹介しました。
http://blogs.yahoo.co.jp/djkxq447/50067054.html
なんか計画的なようですが、常に成り行きです(汗)。

大谷光瑞は合計3回にわたる探検隊をインド・西域に派遣した人物で有名かな。
これ、すっごくお金がかかります。
西本願寺はお金持ち、だったのだ。

また、日露戦争でも明石元二郎の諜報活動でレーニンに渡った金は
大谷から出たともいわれている。
参謀本部からの機密費100万円とは別な話ですよ。
この件は後でまたほじくり返します。

またまた、落合論文では張作霖懐柔のための清朝宝物の贋作謀略では
紀州藩に購入させようとして、その半分の資金を大谷が出したという。

孫文の革命にも協力したんでしょう。
なんたって中華民国政府の最高顧問ですからね。

そんなこんなで、巨額の負債と疑獄事件で法主をクビ。


どうです。怪しいでしょう。

また、光瑞の愛妻・九条籌子の妹は
大正天皇の生母・貞明皇后というのはどうでしょう。

皇室のプリンス堀川辰吉郎と法王大谷光瑞

絵になりますねえ。


因みに明治の薩長の偉いさんがたはみんなダメです。
お金持っていません。那須野などの開墾はそのためのサイドビジネス
大名や皇族系の貴族とは違って家計は大変みたいです。
で、高島みたいに炭坑鉱山に手を出して失敗する連中も多かった。

企業家でも無理でしょう。
三井ぐらいじゃないと。三菱は出さないよ。
大倉も出さない。古河や鈴木商店じゃ無理です。
というか自由がきかない。

そのスイスに口座があるという皇室とサンカ資金なら可能かな・・・
岩崎弥太郎がサンカだったら三菱もアリかな。
でもそれを立証できないしね。


とにかく、大谷が一番怪しい。あとはプチ井上。
それと九州の炭坑筋でしょうかね。



分類は「若宮」
明治男前烈伝(10)堀川辰吉郎(14)堀川の金(2)