懸念は酒乱だけ
第二回「青空会議」まであと一週間となりました。
わたしがロマン議長の提案に賛同したのは
ひとことでいってシンプルさ。
全世界統一で2時間だけ戦争とか止めて宴会やろう、ってこと。
また、第一回会議に参加された自由人さんのベーシックインカムも
とてもシンプルだ。
発想はシンプルじゃないといけない。原理も真理もすべて
細かいことは後で調整すればいいんだよ。
最初からぐだぐだいっても何も始まらない。俺達は評論家じゃないんだ。
さて、それよりもなによりも
わたしが心配するの「宴会」と関する心配のエトセトラでやんす。
そのなかで、一番心配なのは「酒乱」だ。
酒癖の悪い人。
「飲まなきゃ良い人なんだけどねえ」というのもあるし
普段から難しい人もある。
青空会議には酒が付随してますからねえ。
それ所以に断られた方もあったような。
煙草も嫌だって。
生憎、わたしは酒も煙草も飲みます。
なんだったら青空会議を禁煙にしてもいいけれど
まあそれは先に話だ。
それを言っていたら禁酒まで話が発展しそうだしね。
そうなったら、たぶん参加しないかもしれない。
さて、それはさておき、さ
そういったことの参考になるかどうかわかんないけれど
石光真清の手記から(この人明治・大正・昭和の軍事探偵ね)
わたしの好きな珠玉の一節を記します。
「 人間の生活感情や思想は互いに共通する部分の方が、
相反する部分より遙かに多いのに、
相違点を誇大にに強調して対立抗争している。
僅かな意見の相違や派閥や行きがかりのために、
ただでさえ不幸になりがちな人生を救いがたい不幸に追い込んでしまう。
情けないことである。
なにか大きなものが間違っていて、
私たち人間を奴隷のようにかりたてている。
一国の歴史、一民族の歴史は
英雄や賢者によって作られたかのように教えられてきた。
教えられ、そう信じて己を律して暮らして来たが…だが待て、
それは間違っていなかったか 」
ちゅうことです。そういうことなんだ。
「青空会議」疾風録(12)