あかんたれブルース

継続はチカラかな

ニッポンのセックス

日本人の愛と死と性と生(3)


アジアの開放か、それとも侵略か
どちらにしても日本は大きな失敗を犯しました。

戦争と虐殺行為。そこにはレイプ・暴行、略奪がセットです。
これは20世紀初頭まで国際法(?)として認められていた正当な「権利」。

日本は植民地解放という大義があったので
そういう権利を表立ってとれなかった。

日本人は死について過敏に反応しますが
セックスについても過敏でした。
そこで従軍慰安婦というアイデアをひねり出します。

九州、なかでも熊本天草と沖縄の女性が多かったそうです。
併合した韓国からも募られた。なかには強制的なものもあったようです。
人間(役人、日本人も、そして朝鮮人自体も関与)がやることです。
中国人もいました。オランダ人や東南アジアの女性もいた。
軍票ですが、お金を支払っていた。

戦時バブルでひとやま稼ごうという豪女もいた。
軍隊と共に彼女たちも行軍した。
(人類の歴史で一番古い職業が売春婦、二番目がスパイ)
敗戦が決定的になって軍票が紙くず同然となって、軍隊に見捨てられて
絶望して、死んだ慰安婦が多かったそうです。
賭に敗れた。バブルが崩壊したのです。

敗戦と共に、米軍が進駐してきます。
そこでもセックスのことが優先します。
政府は好条件で事務員の応募をしました。多くの娘や未亡人が採用された。
なんのことはない彼女たちは大和撫子の純血を守る防波堤に仕立てられる。
プロの娼婦を使うのは手間がかかったので一般女性を嘘の広告で釣った。
騙された! 自殺した女性もいたようです。
大蔵省から資金提供、主計局長は池田勇人。税金だぞ(汗)

これが銀座の女のルーツです。

夜這いの国、ニッポン。
かと思えば、貞操観念の国、ニッポン。

セックスのことが重要課題だったニッポン・・・という国。

その昔、元が攻め込んできたときは壱岐対馬、九州はバコバコだったそうです。
朝鮮半島からの新羅族が攻め込んできたときもバコバコ。

明治初頭、日本人の肉体的コンプレックスからの改造を目論んで
欧米人との混血計画もあったというのに・・・
どこで変わってしまったのか?

純血とはなにか?

それでも、男性として同じ日本人女性が外国人に寝取られるのは嫌だな。
この執着はエゴなのでしょうか?
自分の女が夜這いで共有されるのも嫌! この執着はエゴ?

そのかわりに、金髪女性を与えられるなら・・・考えてもいい?

問題はレイプが嫌なんだな。

文化大革命後、中国の女学生が内モンゴル社会学習の旅行が
国家規模で行われたそうです。
友好的な交流でした。彼女たちは現地の若者に歓迎され自宅に招待された。
一家総出の歓迎です。そしてみんなの前でレイプされた。
家族全員、それを笑顔で見守ります。
モンゴルで独身女性が家に招待されるということは、結婚を求められ
のこのこついていくことは、それを受諾したいうことだとか。
ところかわれば、ですね(汗)。

第二次世界大戦で敗北したドイツでは200万人の女性がレイプされたという。
そのうちの1割強が自殺。20万人!

セックスとは何か?