あかんたれブルース

継続はチカラかな

将来の夢は忍者になる。

坂の上の雲スパイ大作戦(2)


スパイの語源は[Spect]スペクト
「見る」からきている。

中国では「間諜」といい、間を覗くとされている。

孫子の兵法にも「己を知り、相手を知れば、百戦して危うからず」
とあるように情報は重視されてきました。
また計略謀略として、苦肉の策や美人の計なども駆使された。

三国志』の美人の計では董卓呂布を仲違いさせるために
王允が美女を使って色仕掛けを仕掛ける。
この美女(三国志演義では)・貂蝉は紛れもない女スパイですね。

日本だったら九ノ一。つまり忍者です。

戦国時代に忍者は活躍しました。伊賀、甲賀、風魔、根来・・・
しかし、家康が天下統一をはたし幕府を開くと
服部半蔵などの一部例外以外は失職していきます。
ほとんどが泥棒に身を落としたそうです。

石川五右衛門鬼平にお縄になる盗賊団もみな忍者のなれの果て。

忍者は動乱の世でしか生きられない。

アメリカなどでもニンジャは人気のようですが、
日本も戦前なら真田十勇士の猿飛佐助や霧隠才蔵が人気でした。
戦後も忍者ブームはあった。
司馬遼太郎の『梟の城』や『風神の門』はそんな時代背景から生まれ
私たち三丁目の少年たちを
白土三平の『サスケ』『ワタリ』『カムイ外伝』や
横山光輝の『伊賀の影丸』に熱狂させれていた。

少年漫画誌の通信販売でクナイを仲間と一緒に購入しようとして
親の御上に露見されて町内一網打尽という挫折もあった(涙)

それでも隠れて必死に「おぼろ影」を試したものでした(汗)
水遁の術で溺れかけたこともあった(涙)
風呂敷で忍者マスクをして、刀を背中に背負って・・・
ただ、抜きづらい。そして、一度抜くと元にもどせない。課題が一杯だ!

小学校の頃、低学年だったか、忍者の末裔というおじさんが来て
講演と実演を披露してくれました。
しかし、よく学校側とか教育委員会が許可したなあ・・・

講堂に全校生徒が集い、金縛りの術や瞬時に黒板の文字を記録する念写の術に昂奮。
でも、やっぱり手裏剣を投げて欲しい!
おじさん曰く、そういう道具に頼るのは甲賀忍者で、
残念ながら私は伊賀忍者なんだ。とのこと、残念(汗)
それでもなんとなく、当時は甲賀は悪役だったので、まっ、仕方ないか。

ボク、
大きくなったら何になる?

忍者になりたい!