生死観と性愛観（24）
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★ （ヤフーブログ） ★
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先日、Ｋちゃんが便秘で苦しんでおりました。
トイレにこもり出てこない。どうしても出したいようです。
この頃の男子というものは学校でウンコすることを
何よりの恥と考えるものです。
だからどうしても出したい。その気持はわかる。
しかし、それが故に剣道の朝練に遅れるからとして
「今日は休みたい」という懇願を聞き、
普段はバカボンのパパである馬太郎が激怒して
「そんなバカな話があるか！」と却下。
そんな考えだと先々往生するぞ。
まだ彼には咀嚼できなくて理不尽なパパは今日は機嫌が悪いのかしらん？
と思うかもしれません。
後でじっくりと話しておこうと思っておりました。
しばらくして、あれ？ Ｋちゃんは？ ウンコ出たの？
もう学校に行ったの？
と妻に問えば。
病院に行かせたという。
なぜ？
トイレで吐いたいいます。
えっ！
それはもしかして、ノロウィルスとか？
そういえばニュースで流行っているとかいっていた。
「そう思って病院に行かせたの」と妻は言う。
しばらくして、Ｋちゃんが帰ってきました。
どうだった？
別になんでもなかったそうです。
なんでもなければそれに越したことはない。
そのまま学校に行きましたが・・・
それにしても何で吐いたんだろうか？
それを妻に問うと
「きっと酸欠になったんじゃない」という。
酸欠？ 密閉させたトイレで酸欠になるものか？
そうじゃない。リキみ過ぎて酸欠になったといいます。
妻も小中学生の頃、よくあったという。
ははは、そんなバカな・・・笑っちゃ・・・
そういえば、昨年の今頃
ちょうどドラマ『坂の上の雲』第一部第一回の放送を前にして
わたしは急にウンコをしたくなってモジモジしてしまった。
時計は放送10分前、いまなら間に合う。
そう思ってトイレに駆け込んだ。ところがこんな時に限って出ない。
ふっ、んっ。ふっ、んっ。ふっ、ぐっ、ふっ、んっ。
早くしないと始まっちゃうよお（涙）
ふっ、んっ。ふっ、んっ。ふっ、ぐっ、ふっ、ゲッ、ブッ、ぐえっ・・・
グウ、グエエロゲロゲロオオオ〜
吐いちゃった。
もう台無し。ガウンから部屋着のスエットまで下呂温泉。
ショックでウンコも出たけれど、どうやって拭くよこの状態で・・・
妻に助けを求めても冷たく軽蔑されて叱られるので、
老将兵を語らず、寡黙な渋い男が黙々と後かたづけをする。
風呂場で手洗いの馬太郎さんは洗濯でした。
そのうしろ姿、男は背中で語ります。惚れるなよ。
時計をみれば半分以上過ぎて高橋是清が登場していた。
別にいいや、BSで観れるし、再放送だって見てやる（涙）。
それにしても・・・俺ってなにか悪い病におかされているのだろうか・・・
なんかもう長くはないかもしれない。
こういう体験もまた、わたしの生死観に影響を与えているのでしょうね。
それから、一年。
あれは踏ん張りすぎての酸欠であったのか。
ということで、諸君、
人生でも便所でも踏ん張りすぎるといけない。
これはこの世の法則、メカニズムです。
浮かぶウンコ沈むウンコそれぞれ
同じ人間がいま捻りだしものなのに、なにが違うのか？
便器のなかの宇宙を覗いては、水で流す。
拭いても拭いてもなかなか拭き取れないのもあれば
拭いてもなにもつかない時もある。
ウンコもまたそれぞれ
