あかんたれブルース

継続はチカラかな

ナンセンスという大罪

わたしは飽きた。ウンザリなんだ。(4)


TKKさんから[iTunes] が
http://www.tbs.co.jp/radio/dc/fri/
「国がダメでもやればできる。2011年に明るい兆し」
を推薦していただきました。有り難う御座います。

すこし、切なかったのは彼がそれを聞いて膝を打ったにも関わらず
その後のマスコミ報道から、すっかり萎えてしまった。という話。

マスコミの影響もあるよね、確かに。センスがない。
時事ネタは基本やらない。とする当ブログでも
マスコミの問題指摘は散々ネタにして、記事でアップしてきました。

卵騒動(卵高騰のなかで消費者に語らせた卵料理が出来ない発言)
での、ニュース番組のプロデューサーのプロ意識の魂胆とか。
作り手側はバカにしているのです。と同時に恐れている。
視聴者も購読者も消費者も有権者に対してもバカにしてて恐れている。
怪物のような存在。

そのなかに私達もいる。

よく、陰謀説信奉者で闇の巨大権力に私達が支配されていると
熱狂する人がいる。
まあ、そういのもあるとは思うのですが、本当の支配者は民衆だ。
中国が恐れているのは中国国民であるように、
この民衆は、その民衆自体にコントロール機能がありません。
ちょっとした雰囲気や感情で右往左往蛇行して暴走してしまう。

これにいち早く警告を発したのが16世紀の天才マッキャベリだった。
けれども、いまの一般常識でマッキャベリは悪徳の権化とされている。
こういったイメージとか偏見とかの常識は恐いものです。

ちょうど、「メディアと民主主義」を連載するなかで
朝日の細川隆元記者が政争に利用されてスクープとはしゃいだ結果
日本経済が大転覆したエピソードを記事にしました。
昭和金融恐慌は片岡蔵相の失言からとされて、この件はあまり知られていない。

結局、うかれてる政党もメディアも軍部の支配されてしまったわけだ。

日露戦争講和条約に反対し、戦争続行を訴えたのもメディアでした。
恐いんだ。もともと。メディアも民衆も。

わたしが民主主義に懐疑してしまう理由のひとつに、
ポピュリズム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0

といものがある。

ネットの普及で、新聞テレビといった媒体の存在価値が問われています。
新聞なんかいらないかもしれませんね。
かといって、じゃあネットで流れている情報がどこまで信頼できるか?

「色々な意見はあってもいい」とわたしも思う。
たださ、それを冷静に判断し咀嚼できる能力が私達自身にあるのか?
ここが心配なところです。

普段の言動から、ええっ?この人が?と思うような人でも
そういう「罠」に填っていたりする場面に遭遇することは多い。
当然、わたし自身にもそれはあるだろう。

タイガーマスクの問題について、すこし補足したい。

記事を分けます。