あかんたれブルース

継続はチカラかな

#その他人文科学

技術者の復権

旅路の果てから(7) 『下町ロケット』の最終回を観ました。 これまで話題になってたのは知ってましたが タイミングを逸して手付かずでしたが 今日、最終回に合わせてダイジェスト版を放映 その流れから素直に本編に突入。 まったくTBSの思う壷の夏の虫葱し…

ノープロブレム無情

学校内のいじめが社会問題となって久しく それをテーマにした映画も多数製作されています。 そんななかで『問題のない私たち』を鑑賞。 この作品は「赦す」という考え方を 解決の最大のキーワードとしています。 また、このいじめの性質に 誰が加害者で誰が…

ジャンゴのさすらい

トリックスターさんが『続荒野の用心棒』を 紹介していまして、この作品の主題曲の 「さすらいのジャンゴ」は マカロニナンバーの最高傑作ではないかと わたしは、思っています。 出だしのギターがハートわしづかみなのだ。 で、このジャンゴという主人公の…

犬にもやさしい

大人の発達障害(2) わたしの友人与太郎が修羅場の世界に 迷い込みとあるカリスマさんから 「あなたはイイ人だねえ 犬にもイイ人だよねえ」と揶揄された そうです。 この言葉は含蓄がある。 わたしもそう思う。 与太郎はやさしい。そして実に甘い。 そして…

蝕まれる平等思想と民主主義の実相

本日の透析中に隣のベットの爺さんが怒ってた。 理由は 看護士Bが来て、昨日のエコー検査を 忘れて行かなかったとことをなじられたからだ。 「聞いてないよ!」 その剣幕にBは一瞬たじろいものの 「そんなわけないんだけどなあ」と 絶対いっているとやんわり…

ボケ対おっちょこちょい

老いというのは死と同じで 運動機能から思考力まで 宿命的に絶対的に必然としてあるものです。 だいたい50歳を境にして堅調になる。 あとは個人差と自覚するかしないかだけ。 わたし自身もそれを痛感していますが それ以前に、幾人かの恩師や先輩が この老い…

ムンムンぷんぷんの昭和の体臭

昔はよかった・・・なんて台詞 よく聞きます。 ついでにいうと「最近の若い連中は」(笑) 人間は今現在現状を否定し 過去を懐かしむ性質があるのか。 最近の若者のその前の若者って誰だあ? こういった過去を良しとするのには 人間の記憶が良い想い出だけ残…

お手軽な知性の投売り

金玉のナマぬるい感触 3 邦人人質解放の最悪の悲報をうけて 安倍首相が涙を流したそうです。 わたしはその映像をみていません。 それに対して、 人気取りの嘘泣きパフォーマンス と捉える人は・・・いるんでしょうね。 騙されたいけない!って そうだろうか…

誰かワタシを認めてよ!

厄介なひとたち 6 友人がぼやいていました。 職場の上司の部下に対する悪口。 また同僚同士の陰口。 そういうのを聴いて心を痛める感性豊かなタイプ。 聞き流すことができない未熟な性質。 究極の選択として、 愚痴と悪口を比較して、わたしはまだ悪口のほう…

厄介なひとたち

厄介な人たちだなあと思うときがままある。 中国人でも朝鮮人でもなく 日本人の役人という人たちです。 役人といってもピンからキリまでですが どの層がどうというわけでなく なかにはちゃんとした人もいるのでしょうが 「ひと括り」にして全体がどんよりと …

愛せないこととセックスレス

それでも花は咲いていく 12 『それでも花は咲いていく』の第六章 「リリー」はアセクシャルの女性のお話。 異性愛者をヘテロセクシャル 同性愛者をホモセクシュアル 両方好きな人をバイセクシュアルといい 両方ダメな人をアセクシャルというそうです。 全方…

他人の不幸は蜜なのか

男は黙って醤油ラーメン・13 渡る世間に鬼はなし、が 歌は世につれ世は歌につれTVにつれつれ 渡る世間は鬼ばかり、になっちゃいました(汗) そういうのをすべてピン子のせいにするのも いささかどうかとは思いますが まあ一番落ち着くわけだ(笑) それ以前…

かもめはかもめ

日本エシャレット連合(6) 中島みゆきは『二隻の舟』で 最後に残してくれるなら愚かさをください。 と「時」に懇願していた。 うまいことをいいやがるよ、こんちくしょう! 愚かさについて わたしには許せる愚かさと許せない愚かさがある。 それは個人的な…

日本エシャレット連合

【ルサンチマン】[ ressentiment ] 主に弱者が強者に対して、 「憤り」「怨恨」「憎悪」「非難」の感情を持つ言動 キェルケゴールにより確立された哲学上の概念。 この感情は自己欺瞞を含み、嫉妬や羨望に起源がある。 ニーチェの『道徳の系譜』(1887年)で…

都合のいい相手、求む。

誰がいったか知らないけれど 「依存していいのは、神様と伴侶だけ」 というアドバイスに、速攻納得して そこから二、三歩ふらついて 困ってしまうアカンタレがいたと。 「素直な人なんやね」 素直はいいけれど、それも過ぎるとねえ(汗) 力業で乗り切ろうと…

中国人のほうがマシだよ(汗)

一括りにするなといわれてもキムチは辛い(3) もっと冷静にアカデミックに なんだかんだ任侠と重ねながら暑く語ってきました。 朝鮮半島にはこれが、ない。 やっぱ儒教の影響なんでしょうかね。腐れ儒者 なんて言葉もありますが。発言者は劉邦だ。 儒教自体…

娑婆に戻った馬太郎の雑感

さて、8月20日から42日間 9月30日を持ちましての、つまり昨日正午。 馬太郎の入院生活もお仕舞い、退院です。 幸子がクルマで迎えにきてくれたので 途中、ステーキ食ったりたこ焼き食ったり 最後はクリーム白玉なんとか?でした。 まるで鑑別所から出所した…

偽善と売名と差別

先週木曜日の外出先の中華屋で スポーツ新聞を広げてたら杉良太郎が 「偽善」がどうのこうのという記事が目にとまった。 氏がその流し目で 全国のオバサンたちを悩殺してたのは もう十数年、何十年前の話だろう・・・ ヨン様~あ、の前は、杉様~あ、だった…

不要の要 フーテンの寅

これは段平から聞いた話なんだけど 寅さんの生みの親、 男はつらいよの原作脚本監督の山田洋次が 幼少の頃・・・戦中か戦後すぐの話 ある男が毎日の通勤列車に乗っていたそうで そこは労働者や行商のおじさんおばさん学生で ぎゅうぎゅう詰めなんだそうです…

人間の条件と掟

毒のフィルター No.4) 彼を境界性パーソナリティ障害 いわゆる「ボーダー」と認識したことに 疑問をもつ人も多いかもしれません。 多くのボーダーの傾向として知られているのは 「確認」作業であって、どこまで無理をいって 自分を受け入れていくれるか そ…

さらば友よ

毒のフィルター No.3) 境界性パーソナリティ障害の原因ってなんだろう? 一般的にいわれているのが 幼児期の愛情を十分に得られなかった 愛の栄養失調というのがある。 これは実に痛い。 先天的というよりも後天的であり 宿命ともいえる過酷なものです。 無…

おっぱいGOGO!

ほぼ、一週間のご無沙汰でした。 なんか毎日暑いね! 元気でやっていましたか わたしはぼちぼちです(汗)。 ブログアップを休んでいる間にも 社会は動いていて様々な事件が起きてます。 AKBの握手会での刃傷事件とか 不都合な現状を福島の現状を人気漫画…

注文の多い優しさと絶対の悲しみ

愛する技術という発想(53) 中島みゆきは知っている [誘惑] やさしそうな表情は 女たちの流行 崩れそうな強がりは 男たちの流行 本当のことは 言えない 誰も 口に出せない 黙りあって 黙りあって ふたり 心は冬の海 みゆき嬢の「誘惑」の一節から やさしさ…

めんどくさい連中

愛のブリブリ(2) そのたそがれているときに 考えていたこと 密閉されている空間にいることに 息苦しさを感じて外気をもとめて外に 出たわけですが あのまま中にいてエントランスとかで 横になっていても何かと気を使ってかなわない どうしたのと声をかけら…

その一言でダメにする破壊力

愛のビリビリ(7) 先の東京都都知事選の選挙期間中のことですが 朝、地元の駅前で宇都宮健児氏 (日本共産党、社会民主党、緑の党、新社会党推薦) の応援演説が行われていました。 通り過ぎて改札に向かうその背中に 応援弁士が相手有力候補桝添要一候補に…

ダサイオサムは恥しい

若い頃、太宰治にハマッタ人は 多いのではなかろうか。 わたしも16から18ぐらいの二年ほど 恥の多い生涯を送って来ました。か(笑) 五十を過ぎてどうしたことか 太宰を読み返してみたくなった。 数年前映画化されたときにはちっともそんな気は おきなかった…

青い世代の肖像

インディゴ酢豚らんち(3) あくまでの個人的な見解として うつ病(躁鬱)を産業革命がもたらした 精神疾患だと記しました。 近代化によってこれが拡大していったと。 近現代史を学ぶと 現在の資本主義はいまから100年前(大正時代)に すでに破綻しかかって…

夜叉の改心

チェブラーシカと一緒に(9) 京都綾部の事件は論外として 三鷹のストカー殺人はなんとも合点がいかない。 といって、この手の事件、多いですねえ。 フラレたからって相手を殺すものなんだろうか? 無理心中だったらわからいでもないけれど。 確かに愛憎とい…

色盲で片目のコンドル

チェブラーシカと一緒に(6) なにが問題かというか不具合の原因は 重心が自分に寄り過ぎているからじゃないかな 自然体っていうのは気持ち踵を浮かして 若干前に倒す感じでバランスをとるものだ。 それだと踵がべったり地面に着いてて 前とか後ろとか横から…

突っ張りハイスクール六君ロール

チェブラーシカと一緒に(4) 虫のつぎは張るについて、サロンパスじゃないよ。 欲張り、業つく張り、意地っ張り、見栄っ張り ツッパリなんていうのもあります。 張ったり屋とかもいる。 はてさて何を張るのか? これも我なんでしょうねえ 我を張ってる。 博…