あかんたれブルース

継続はチカラかな

バカさ加減にも程がある。

わたしは飽きた。ウンザリなんだ。(6)


昨日で、お仕舞いにしようと思っていましたが
このランドセルの件に対する「偽善」云々のとんでもない捉え方のアホ論争は
意外とひろがっているようなので、続けます。

昨夜、ある友人からリサーチしたところ
今回の発端はTBSの養護施設職員への取材報道からのようですね。
そのインタビューのなかで、たまたま職員が
「なかには迷惑な寄付もあるんですよ」といった。
たぶん、古着でもクリーニングしてなくて汚れっぱなしのものか
ゴミ同然のものを送りつけてきたとの類でしょう。
そういう話は以前か聞いたことがあります。

問題は、その部分だけが報道された。
そして、その職員が最後に付け加えた、
「そういうのはあるのですが、寄付自体は『有難いことです』」
がスッパリとカットされてしまった。
これには、オンエアを観た職員が慌てたそうで、直ぐにクレームを入れたそうです。

後の祭り。

こういうマスコミが意見の一部だけをピックアップして
誤解を与える事はたくさんあります。
意図的とさえも思える。

じゃあ、報道局の担当デスクやらプロデューサーは
政治家でもないこの職員のインタビュー内容をどういう意図があって
そういうふうに流しか?

そんなに悪意があったわけではないとも思う。
たぶん、これはわたしの推測ですが、他の報道との差別化とか
問題提議として、ある種のジャーナリストの善意もあったとも思う。

ところが、それをそう受け取らない、受け取れないのが
現代の日本人の問題なのだ。


だいたい、子供がランドセルもらって嬉しいとか嬉しくないとかの
問題提議自体がナンセンスなんだ!

自分の事として考えてみてください。

子供は、まだそこまで考えがまわらない。だから子供なんだ。
ランドセルなんかよりもゲーム機とかソフトのほうが歓びますよ。

じゃあ、そういうのを贈るのか!

「昨日、○○県の養護施設にニンテドーDS10個にソフトを添えられて
 伊達直人と名乗る人物からクリスマスプレゼントが贈られたました」

じゃあ、変じゃないか。

ガキの気持ちなんかこの際どうでもよろしい。
(この言葉尻をとるなよ!)
だから職員さんたちは、他にお金がまわせるっていっているじゃないか。
その善意はじわーっと浸透するさ。
第一に、その施設の子供達よりも、全国の茶の間を暖かく包み、そして
動かせた。素直に喜ぶべきじゃないか?

なんで、これの、どこが、問題なのか?
だからわたしはさっぱりわかりません。

ランドセルは使うんだから無駄にも邪魔に迷惑にもならない。
だろ、違うか?
文房具でも米でなんでもいいじゃないか。
そこで、残飯や不潔な衣類は非常識だよ。でも今回はそんな人はいなかった。
で、それは別な話なの。
話を拡散させて、本質を見失わせてはいけない。
物事には、順番というものがあるもです。
本論と各論をごっちゃにしたり、すり替えてはいけない。

結局、マスコミが問題といっているくせに、
これぐらいのマスコミ報道の裏が察せられないことが
日本の日本人の大問題だとわたしは思う。

違うか!



しっかりしろよ(涙)