あかんたれブルース

継続はチカラかな

ネズミ霊の呪い

表現について考えてみる(7)


現代社会の呪い、呪詛、呪縛・・・
GHQ(陰謀説)から思い込みのメカニズムまで出ました。

国語力・思考力の低下、教育制度、陰謀諸説はこの際、横に置きます。

心の隙間というのを考えています。

うっかりしてると憑かれるぞ、という事だ。
たとえば、例の伊達直人偽善疑惑を最初に提示した人は、
さほどの問題意識とか確信的意見があったわけじゃないんじゃないか、と。
軽い気持で、「どうなのかな?」とやった、ところが
それに大きく反応して、されて、本人も困っているそうです。(予想ね)

なんでこんな単純な話に動揺反応するのか、それがわたしの動揺反応困惑です。
いったい、いつから、こんなに、間抜けになってしまったのか・・・

その間抜けの間、心の隙間の間、に憑かれるぞ。何に?

日本人が鬱病に悩まされ初めてのは黒船来航からだそうです。
つまり、近代化は始まりからということだ。
それまで、鬱病はなかった。
では、何があったかというと、癇と癪と憑き物(憑依)です。
癇癪については以前話したので、詳しくやりませんが
癇が(陽)で、癪が(陰)といった感じですかね。
これを躁鬱病としてもいいかのかな。でも現在の鬱とは違うそうです。

問題は、憑依のほうです。これ、江戸時代までは多かったそうですよ。
結構な数で、神主さんとか坊さんはひっぱりだこ。
狐憑きとかいう奴です。天狗も少々。狗(イヌ)とかもある。
下等な動物霊から凄いのまで・・・
それが幕末ぐらいになると変わる。憑依するものが変わってしまいます。

神様が憑く。

維新を迎え、明治に入るともう神様大降臨大盛況です。
これ、変だと思わない?

世の中の思い込みのメカニズムの参考にしてください。

で、ね、

現在の憑き物のトレンドをウォッチしてみる。
オウム真理教からすっかり神様降臨は下火になりましたねえ。
その頃から、インターネットの普及が拡大していく。
私達はリアル世界と同等にネット世界を持つようになった。
ここに憑き物が潜んでいたわけだ。

じゃなければ、こんな幼稚な論争に発展するわけがない。
なんたって中学一年生でわかるんですよ!

呪いと憑依だよきっと(恐)

で、厄介なことに最初の呪文を唱えた方はその意味を知らずに宣った。

エコエコアザラクランドセルギゼンギゼン」

そしたらその言葉が言霊(下等霊ですが)となって
ネットの流失し、ネズミ講です。
脇の甘い人はそんなもので琴線をくすぐられトランス状態だ。泡ふいてる。
数が少なけりゃ笑っていられたが、どうもかなりの数のようでもある。
馬鹿はうつるんだな・・・

ま、それはいいとして、
昨日の記事で、言霊・呪いにはそいう意志、意識が、念となって込められる。
としましたよね。
そんだったら念も希薄なんじゃないか?
たぶん、そういった人を注意したり追求したとすれば、
「いい加減なこと抜かしてるんじゃない(激怒)!」
と、寅屋が言う。(わたしじゃないよ寅屋だよ(笑))

「そんなつもりじゃない」
「ただ言っただけなのに・・」
とか涙眼でうるうるです。そして寅屋は「非道い人とされる」わけだ。
ウンザリだな、寅さん。

でもさ、悪気がなかったですまされるのだろうか?
無意識であったからって、許されるものなの?

わたしの知ってる範囲で、こういう人たちがリアル世界にたくさんいる。
たとえば、わたしの妻です。
彼女は悪気はないを大義名分にして、人の心をずたずたにえぐる。
また、それとは別に、普段気疲れするほど気遣いする高学歴キャリアウーマンが
ペロッと飛んでもない爆弾発言をやったりします。

「これまで、どのようなお仕事に携わってきたのですか?」
「○○とか、●●です」
「まあ、詰まらないお仕事でしたのね」

ガーン! 
わたしはフォローする言葉がみつからなかった。
逃げ出したかったよ。

でも、悪意はないんだ。言霊なんかもあるものですか。
でも、相手は傷つくよね。実際にその後で、愚痴られて大変でした。
その人は一生忘れないと返りに藁人形買っていったよ。キオスクで。
で、言った馬鹿女に、ああいう言い方は不用意だよ。と それとなく諭したさ。
そいたら顔面蒼白で、落ち込んだよね。
そうりゃそうだ。そっちもフォローしたさ。忙しいんだよ俺は!

こういう因果応報もあるのですが、その後、
その女、言った相手を切ってしまった。リセットしやがった。
ついでに、目撃者のわたしも切った。すべてリセットしやがった。
これで彼女は万々歳。めでたしめでたし。

こんなんっで・・・いいのか。これがリアル社会の実態だ。
ネットでなにがどう起こっていても不思議じゃないさ。

本日の結論
意識しなくても呪いは生まれます。
現在の憑依の正体はネズミだ。