あかんたれブルース

継続はチカラかな

基本じゃないか!

表現について考えてみる(9)


言葉(表現)が一人歩きしてしまう。ある意味これは仕方ないとは思う。
でも、だからといって垂れ流すというのもよくないよ。
因果応報ってやつで、必ず報いはあるもです。
良いことでも悪いことでも。

できるだけ、そういった厄災から逃れたいというのが
私達の共通した願いではないだろうか、ね。
それにはできるだけ、気配りしたほうがいい。
思ったから、感じたからって、即それを表現するのは馬鹿だ、と。

観たまま思ったまま感じたままをそのまま
「デブですね」「不細工ですね」「ハゲてません?」
なんていわないじゃないか。
そこで、思った事をいって何が悪い。と開き直るから揉めるんだよ。
言うなとは、いわない。言い方もあるじゃない。そこを考えろよ。
この例もこれだけじゃなくてももっと先まで読んでね。

で、そういったことで揉め事になって
「悪気はなかった」「悪意はなかた」と言い訳しても通じない。絶対に。
また、言った方は知らなくても忘れても、言われた方は忘れない。
黙っているかもしれないけれど、遺恨は残っている呪いが始まる。
どうするよ。

でね、そこでさっきの呪いを解くプロが
宗教関係の方々だってことに着目してみます。
別に、真宗とか真言宗に「御祓い」コースがあるわけじゃない。
神道はあるだろうが、そういう話じゃないよ。
エクソシストを退治した神父さんもいたわな。
で、あれはなにかというと宣伝もあるけれど、ひとつには宗教を基にした
確固たる信念。そういうブレない精神力なんじゃないかと思う。
だから、駐車場とラブホテルを経営してウハウハの俗物エロ坊主じゃ祓えない。
気がします。気がするだけ。ま、お願いしたくないってだけですが(汗)

そいで、痛い目にあって後から御祓いしてもらって高いお布施を払うより
つまり、治療よりも予防することが大事だと。
歯医者さんがお勧めするプラークコントロールなら
馬太郎さんがお勧めする「自分の発言には責任を持つ」だ。
もし、それでどういう結果が出ても、言うときに腹は出来ているわけだから
そうそう呪いなんぞに呑まれたりしません。

それはひとえに「気のせい」「思い込み」なのだ。
だけど、この「気」とか「思い込み」をバカにしちゃあいけませんよ。恐いのだ。

で、むっしゅがそれは難しいといってけど。
夜、おはぎや羊羹やらシュークリーム食べて歯を磨かない磨けないという
話であってさ、ダイエットに失敗する人もあるだろう。
でもダイエットに失敗してもそうそう人は死にません。またやるよ。
それに世の中にはデブ専だっていますからね。

夜9時以降は甘いものは高カロリーのものは食べない。とかさ、
寝る前は必ず歯を磨くとか、こういのは癖(訓練)です。

それを、食いたいとか、でも歯を磨けないって不平を言われても
わたしは知らないよ。自分のことだ。
虫歯になって痛い思いをして歯医者にいくならいけばいいじゃないか。
呪いで四苦八苦して霊能者に除霊してもらうならどうぞ。

要は甘えっ子なんだ。

で、なんでそうなるかというと「己」が強すぎるんだな。
これは個性が強いとか気が強いとかとはちと違うようです。
己が強いというのはその逆で弱いというか自信がないんだと思う。
だから、今現在の自分を守るために必死になってしまう。
自己肯定のための他者否定はこういうところから生まれる。
また、己に執着するあまり、他を読めない。
状況(時)も環境(場)も、そして相手の心も。
だから摩擦を起こしてしまいます。

それが嫌だった工夫するしかない。まずそこからだ。

わたしは理で説かない。そんなの無理みたいなので、
利で説きました。
納得できれば、どうぞ。納得できなければ御自由に、どうぞ。