あかんたれブルース

継続はチカラかな

その話には乗れない。

表現について考えてみる(最終回)


これで、最後にします。好き勝手書きます。
この呪縛の話で、陰謀説に話がひろがった。
根底に今の日本人のダメさ加減があるからだ。
むっしゅのいうようにこれはGHQの政策は大きく影響していると
わたしも痛感しています。でもさ、
70年前の呪いになぜこうまで呪縛されないといけないんだろう。
呪いが一人歩きしている。

で、昨日ヤフーでもお馴染みの変な方からコメントを頂いた。
この人は陰謀説信奉者です。これで3回目かな?
関係を持ちたくないで毎度適当にあしらっていますが、忘れた頃にやってくる。
別にいいんですよ。わたしだって陰謀はあると思っていますから。
でもさ、そのコメント、その表現に毎度ウンザリさせられる。
下手なんだよね。表現が。
たぶんある程度の知識はあるんだけれど、核心の部分がお留守なんだな。
だから、コメントは謎掛けばっか。下手な宗教団体の勧誘と同じ。
で、それなのに、その材料だけで訴えようとしている。
腰が引けているのに、それを隠して警告だけを訴える。是を無責任という。

もう一人、爺がいるが、かなりの見識と思うのだけれど
深く聞いてみると核心の部分はまったく無茶苦茶だ。
年寄りなんていうものを過信してはいけません。ボケもあります。

まあ、警告とか危機感に訴えるって気持もわからくはないけれど、
じゃあどうするっていうのがない。以上に表現がよろしくない。
そして、ミスリードしている。

問題はそのミスリードが意図的なのか?どうなのか? です。
満がいっていたけれど、ネットが普及すると平行するように
ネット世界での右傾化が急速に加速したそうです。
わたしはそれをこれまでのマルクス史観、自虐史観の反動かと思ってた。
が、どうも意図的にそういう情報が流されているようにも思える。

これもまた呪いだよ。

誰だったかこれ見よがしに元公安幹部の発言にアドレスを張り込んで行きました。
「やくざは在日と被差別部落出身者」と発言していた。
変なことを言うなあ・・・と思った。そりゃ、比率的には高いだろうけれど。
わたしの専門は近現代史でも暴力団史ですからね。
で、実際に(現場の)警察関係者にリサーチしました。昨年11月。
そんなことないって、笑われましたよ。そうだよね。

ここで、問題はなんで元公安幹部がこんな発言を流すかだ。

また、昨年さんざんやりましたが
山口県田布施朝鮮人一味陰謀説もガセもガセ、とんでもない話だ。
岸家、佐藤家、安倍家を朝鮮系とすると、日本人はいなくなる。
ちょっと家系を調べたら理解できることです。
それを調べたうえでこんなことを宣うとしたら、馬鹿としかいいようがない。
また、鹿児島の田布施小泉純一郎云々の件の同様。
この件は、
両方とも現地取材、もしくは地元民にリサーチしたうえで、書いています。
詳しくは過去記事にある。

でもなんでこんな情報が流布されいるんだろう・・・こっちのほうが陰謀じゃん。

カモフラージュ、煙幕なんじゃないかと穿ってみたくなる。

これは、差別反対!と主張しながら、実は結果的に差別を応援してる
どこぞのブログと同じかもしれません。
もっと考えたほうがいいよ、なんにしても。

あと、ひとつ
ネット上での右翼左翼の論争抗争の類、あれも不毛だ。
池上彰さんも言ってたじゃないか、そんなのないんだって。
この右翼左翼って発想も呪いだよね。

たとえば、玄洋社頭山満黒竜会の内田良平を「右翼」と考えるのが
定説のようですが、右翼じゃないよ。
戦前の朝日新聞とがっちりタッグを組んでいた。
「だから、朝日は戦前は右翼だ!」
違うよ。そうじゃなくてさ、なんでそうなの(涙)。
根本が狂ってる。トチ狂ってるんだよ。

では、これより御祓いをします。


フンガーアアアアアッ!