あかんたれブルース

継続はチカラかな

タイムトラベラーチン粗ゴル



巷では原発推進派が最後の悪あがきをしているようですが、
原発利権はもう無理筋だ。
それでも東芝の社長は強気のようで一兆円売り上げ目標を訂正しない。
絵に描いた餅ですね。放射能だらけのその毒餅喰う奴いるのかな?
ま、立場上そう言うしか仕方ないのでしょう。

これまで、原発立地はその市町村によるものでしたが
今回の福島原発事故で、その周辺の市町村にまで影響がでることが露見したので
そうそう簡単に新しい誘致立地建設稼働は無理。

そういうのは世論よりも市場が立証してくれています。
テイヘン党総合研究所調査室長コードネーム「JJ.」によると
風力、自然エネルギー関連株が高騰していとのこと。

東電株が暴落して5兆円が消えた。対照的ですね。

代替エネルギーの論争なんて意味ないんだ。

あっ、申し遅れました。テイヘン党総研下ネタ係長・馬方珍です。
コードネームは「チンチン」とよんでね。

趣味は女装癖です(汗)。
先日、妻の留守中にタンスからスリップを盗み出して試着。
クローゼットの大きな鏡に映した己の姿にうっとり・・・
わたしって綺麗。
当然、腰痛が襲ってタイムスリップしました。

神様は乗り越えられる試練しか与えない!(キリッ)

スリップしたのは昭和20年の巣鴨拘置所だった。
そこでリサーチしたのが、先日の笹川良一正力松太郎などの記事のソースでした。

原発がどのように日本に入ってきたか。

これには中曽根康弘の力が大きく影響しているのですが、
それ以上に、讀賣新聞総帥の正力松太郎と米国の関係がある。
こんなところは以前、すこしお話しましたよね。

かといって、この巣鴨GHQと正力が密約を交わしたわけではありません。
GHQとしては、正力を利用価値があるとして、泳がせておいた。
これが正しい。
GHQの(日本の)占領政策の基本方針は非軍事化と民主化にありました。
ところが、東西冷戦が切迫したことから、急遽方針転換を余儀なくされる。
朝鮮戦争勃発でそんな流暢なことやっていられなくなったわけだ。
てんやわんやです。
東西冷戦って結構深刻な問題だったのです。その終焉は、
ベルリンの壁崩壊の1989年の11月、ソ連崩壊の1991年の暮れですが
かれこれ45年続き、それからかれこれ20年経ちます。

私達は現在から過去をみているので後知恵結果論でその事実を一本の線として
いかにも計画的な陰謀と考えてしまう罠に陥ります。
しかし、時代の当事者は一寸先は闇なので結構間抜けなのかもしれない。
現実というものはそういうものです。

そして、アメリカも一枚岩ではなかった。
GHQでも右派左派とあって対立していましたし、政府内にも権力闘争はあった。
共産主義の台頭は米国内にもあったわけです。
ハリウッドの赤狩りとか御存知ありませんか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E7%8B%A9%E3%82%8A
やがてGHQの左派はパージされるですが、
敗戦国日本でもそれはそれ以上にあった。もっと複雑に、です。

当然、社会党共産党労働組合などのそれと保守系政党企業側の対立抗争ですが、
この保守政党でも対立がある。
吉田茂自由党鳩山一郎民主党の対立がそれです。
戸川猪佐武の『小説吉田学校』なんて読むと、この辺りが面白く堪能できます。

アメリカは日本の軍部軍閥を解体させ無力化させたかった。
のですが、朝鮮戦争拡大から対ソ連・中国との決戦が現実味をおびてきたのです。
で、一転して日本を再武装させようとするわけだ。
じゃないと、日本の保安が保てない。
もし、仮に米軍が全軍撤退して戦線に投入された場合、
日本の工業力を無力化させておく必要があって完全破壊すると
吉田茂を脅した。
よく戦国時代で撤退するときに城に火を放つ、アレです。非道いね。

でもさ、敗戦後の日本に再軍備する金なんかない。
それもあって、吉田茂は婉曲に湾曲にそれを誤魔化しておりました。

対する、鳩山一郎民主党は国防に積極的だった。
そこには、戦後も生き残っていた「軍閥」勢力の力も働いていた。

なんてね。

長くなったので本日はここまでです。